- 締切済み
角リングの圧縮率について知りたい
- 角リングの圧縮率(平面)は最大30%とされていますが、使用予定の材料がCR(硬度45)の場合には何%まで許容できるのでしょうか?
- 現在角リングを面接触(平面)で圧縮させ気密性を高めたいのですが、軟質のCR(硬度45)で圧縮率をどの程度にすれば良いのか教えてください。
- 角リングの圧縮率についてお聞きしたいです。CR材料(硬度45)を使用する場合、最大いくつまで圧縮率を許容できるのでしょうか?
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
みんなの回答
指標は圧縮永久歪。 初期の圧縮率(つぶし率)は時間経過とともに低下するから、長期間経過後に残っている量が問題となります。 ■断面のゴムパッキンの例 http://www.onk-net.co.jp/products/pdf/njgp_life.pdf P.12 圧縮永久歪み、残留歪みおよび復元率図解 材質は違うが圧縮率30%での値、P.17からその説明がされています。 JIS測定法も引いて判りやすいです。 http://www.nok.co.jp/seihin/o-rings_pdf/bp.pdf (5)Oリング圧縮永久歪率と圧縮永久歪 つぶし率 20~30%程度が圧縮永久歪の底(効きが残る)。それ以上にしても効果が薄く、初期荷重増大、横への膨らみ、クラックの問題が出てくる。 効きが残った分で圧力に耐えるかの検討と進みます。 パッキンランドのサイト内検索で?圧縮永久歪?を調べると88件。ゴムの種類別にデータはあるが、完備しているとは言い難い状況です。
高圧側と低圧側との圧力差によってシール圧力は決まると思います 高圧側の圧力を密閉性の向上に繋げて実質の圧縮率を下げシール材質への 負担を軽減させる 使用する圧力にも注意が必要です そして シールをサポートする溝(こう表現しても良いかな)の形状要検討 私は異形(断面が○、□、×で無い)シールリングを設計した事が有ります 何の参考書もなく 有るのは納期と原価低減のみ 頑張って下さい
お礼
ご回答ありがとうございます。 実際には防水性のため各リングを使用します。水圧≒シール圧力ということでしょうか?
> シールメーカのOリング圧縮率(平面)は最大30%となっていますが、角リングの場合も > 同じと考えるのでしょうか? YESです。 樹脂やゴムには、クリープ現象が常温でも発生します。 因って、それを考慮した応力以下で使用しないと、反力が時間と共に低下します。 圧縮率(平面)は最大30%は、それらを考慮して且つ安全をみている値なので、YESです。 > 現在角リングを面接触(平面)で圧縮させ気密性を取りたいのですが、圧縮率を何% > にすれば良いのかわからず、最大何%まで許容できるのかご教示頂けたら幸いです。 > 使用予定の材料はCRです。(硬度45) 宜しくお願い致します。 圧縮率 ⇒ 反力 ⇒ 接触面の面積算出 ⇒ 反力/接触面の計算にて接触面圧力が求まります 気密性を取りたい“接触面圧力”をOリング資料から見つける。 そして、使用予定の材料であるCR(硬度45)の最大圧縮率を資料を取り寄せるなりして、 確認する。 圧縮率 ⇒ 反力 ⇒ 接触面の面積算出 ⇒ 反力/接触面の計算にて接触面圧力を求める 手順にて、適正圧縮率を求めて設計するとなります。 但し、最大圧縮率でも気密性を取りたい“接触面圧力”にならない場合があるので、 その場合は、角リングの形状を見直す。 また、適正圧縮率の確保は、角リングの製作長さの公差や取付溝加工公差も考慮して 決定することも考慮ください。 このような種類の記載がある“WEBサイト”は、ほとんどありません。 でも、メーカーに辿り着くことは容易です。 ですから、メーカーから資料等を入手して進めるのが一般的です。 簡単な関連内容の“WEBサイト”を記載しておきます。 http://www.packing.co.jp/ (見出しの詳細項目をクリックして、当該の内容を確認下さい)
お礼
詳しい内容までご教示頂き誠にありがとうございます。 もし宜しければ、接触面圧力が記載しているWEBサイトをご紹介いただけないでしょうか。
お礼
ご回答ありがとうございます。 重要なのは圧縮永久歪ですね。パッキンランドで勉強したいと思います。