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牧野フライスV33のすべり摺動面の構造
- 牧野フライスのV33の技術を利用したすべり摺動面の構造について詳しく知りたいです。
- 牧野フライスV33のすべり摺動面の構造は、潤滑油を加圧しながら送り込むことで摩擦抵抗を軽減する技術を採用しています。
- 牧野フライスのV33は、工作機械の中でも特に優れたすべり摺動面の構造を持っており、その詳細について説明します。
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オーバーハングがないので出来ることでしょうね。 オーバーハングすると潤滑油が外に流れてしまいますから 油圧シリンダのようなシールがスライドの端についているのではと思います
これは回答ではありません。 質問者さんは下記のことを言われているようですね。 http://www.makino.co.jp/jp/product/tate/v33i_03.html >X軸の案内面は供給する潤滑油を密封して案内面を加圧する回路が設けられています。 失礼しました。
回答 1)さんの内容を「動圧すべり案内面」と言う テーブルが可動する事で圧を発生する これとは別に最初から一定圧を発生させる方式を「静圧すべり案内面」 トライボロジーの分野は奥が深いと思いますよ。 しかも加工や機械要素も含め ほとんどの分野で関係してきます。 基本的な概念や理論的な事を学ばれるなら 不二越の「NACHI TECHNICAL REPORT 」で 機能部品事業の 「知りたいトライボロジー」シリーズで 工作機械の関係では ジェイテクト(旧 豊田工機)の機関紙に研究論文があります。 私は持っていないが 基本はトライボロジーハンドブック \18.900- らしい。
V33だけが特別なすべり摺動面を用いているわけではないと思いますので、 大学の図書館or大きな書店の機械工学コーナで、工作機械関係の書籍を 調べることをお奨めします。 機構を文字だけで説明するのは難しいですが... ・固定側凸(角型レール)は鋳鉄に高周波焼入れを施してから高精度に研磨 ・移動側凹の摺動面には低摩擦抵抗の樹脂を貼り付けて油溝を加工 http://www.capind.co.jp/product_tb.htm ・凸に凹を乗せて、幅方向の1面に同じく樹脂を貼り付けたクサビ形状 のプレート(ギブ)をボルトで固定してガタを無くす。 ・潤滑油ユニットから分配器を介して油溝へ配管する。 ・ユニットからは、設定された時間ごとに加圧された定量の潤滑油が 吐出され、さらに分配器によって、各部位に適量の潤滑油が送り こまれる。 http://www.lube.co.jp/japanese/products/menu/oil_03.html ・油溝を伝って、焼き入れ面と樹脂の間に極めて薄い油膜が形成される。 また、「キサゲ(摺り合わせ)」なる手作業の熟練技術により、摺動面相互 が均一に当たるように調整しますが、キサゲした極めて微小な窪み部分に も潤滑油溜まりの効能があります。 ご参考となれば幸いです。 一部の関係者&マニアで話題のV33iのプラモデル http://www.finemolds.co.jp/www/V33i.html には、残念ながら摺動面の構造までは再現されていませんでした。 (勿体無くて作っていませんけど) また、 工作機械の設計学(応用編)/日本工作機械工業会 http://www.jmtba.or.jp/sinkan.html に構造が詳しく掲載されていました。 この本は、一般書店には売っていませんが、学生さんや教職員は定価の 半額で購入できます。 大学の図書館にあれば...
お礼
詳細情報ありがとうございます. 油溝があのようになっているのは知りませんでした. 書籍も再度調査してみます.