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フライス盤の摺動面材質について
- フライス盤設計の際に、Z軸のコラム側摺動面に焼入を施すか、摺動材を貼るかについて悩んでいます。
- 切粉対策として摺動材を貼ることを上司から提案されましたが、摺動材は切粉により摩耗して精度低下の恐れがあります。
- 焼入により潤滑油を流すことで対策できるか考えていますが、具体的な判断方法を知りたいです。
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1.まず入らないように全面カバーを考えます それができない場合 2.摺動部に入らないように対策する 3.摺動材を考える (硬度差をつける) 3.1調節機能をつける 旋盤の心押し台みたいに http://d.hatena.ne.jp/youkan_ni_ocha/?of=10 画像 http://f.hatena.ne.jp/youkan_ni_ocha/20061217174518 4.油溝をつける 油溝の中にキリコがたまり摩耗も防ぐ たまったものはグリスで排出 5.キサゲ加工をする http://www.fujitass.co.jp/gijutu_kisage.htm 摩耗自体はどんなことをしても摩耗します 摩耗した場合の メンテナンス性です
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はははさんは流石だと感心させられる。SIMPLEかつ的確に回答している時もw ある。ちなみにキサゲ加工は古めかしい技術に見えるし人手が掛るのだが未だ に生き続けている技術だ。このような名人級の職人さんがいて初めて良い機械 を作るためのマザーマシンを作ることが出来るのでは無いかと思うんだぜぇノ
回答(1)さんの紹介されたターカイトBが多くの実績もあり 手堅いでしょう。 取扱いのキャプテンインダストリーズさんが使用方法など キチンとサポートしてくれるハズです。 また同社は、簡易タイプから密閉タイプまで保護カバーも 取り扱っていますので、専用機の仕様に合わせて提案やアド バイスもして貰えると思われます。 もちろん、小生は同社の社員ではありませんが、昔お世話に なったことがあるので、上記アドバイスをする次第です。
比較的に面圧力が高く、切粉等の硬い微小異物も噛み込む恐れがある、そして摩耗等での 精度変化があってはならない、が仕様ですか? さて、摺動部分の焼付き防止には、異種材を使用すると良いのですが、 A)コラム側は焼入材をねじ等で固定し、ヘッド側は超高分子量ポリエチレン等の耐摩耗性の 良い樹脂材を使用する 超高分子量ポリエチレン等の耐摩耗性の良い樹脂材は、面圧力が比較的低く、温度変化等 での精度変化も大きいし、切粉等の硬い微小異物の噛み込みにも傷付き易く弱い。 B)コラム側は焼入材をねじ等で固定し、ヘッド側は銅合金等の摺動材を貼り使用する (大同さん や オイレス工業さん、三協オイレスさん、等々の摺動材) 摺動材も耐摩耗性は良いが、面圧力が比較的低く、切粉等の硬い微小異物の噛み込み にも傷付き易く弱い傾向があります。 C)コラム側は焼入材をねじ等で固定し、ヘッド側も焼入材をねじ等で固定する (大同さん や オイレス工業さん、三協オイレスさん、等々の摺動材) 耐摩耗性も良いし、温度変化等での精度変化も小さいし、切粉等の硬い微小異物の噛み込み にも硬いために傷付き難い。 同じ焼入材なので焼付き易いが、油溝等を焼入材に入れ潤滑油管理を確実にすれば、 一番良い方法と考えます。 以上です。
すこしスペースが余分に要るが、心配されるならカバーは必要でしょう。 http://www.jabara.co.jp/ →製品紹介→工作機械用 滅多なことには切粉が侵入しない良いモノがあります。 ターカイトBというのはもう流行らない? http://www.capind.co.jp/product/detail.php?id=23 昔はベロ~と剥がれてくるのが話題になってましたが、丈夫になったとか (サイト内検索で22件) なんでターカイトが流行ったか、直動ガイドが普及する前は圧倒的に使われた ・フッ素樹脂特有の低摩擦係数 ・軟らかくキサゲがやりやすい ・ベアリング直動ガイドより剛性大 ・エポキシ接着剤を使用して貼る。他部材では薄さが実現出来るか思い至らない なので類似品は無いはず。 他の樹脂を使うにもターカイトでは経験済みの接着の剥がれで引掛かる。 オイレスメタルの平板もあるが付け方が難しい。 http://jp.misumi-vona.com/vona/OIL1/mech/M0100000000/M0108000000/M0108010000/