- ベストアンサー
S15Cの切削性を教えてください。
現在ミガキ材35ミリ丸棒SUM22硫黄快削鋼を加工してます、取引先からは今後S15C黒皮快削材に変更したい、ついては加工は可能との問い合わせに加工自体は可能だが、加工実績が無いためまだはっきりとした回答はしてません、どなたかSUM22との違いを御存知の方よろしくお願いいたします。 今現在の切削条件は粗引き加工で切削速度は240m/min送りは0.27m/revで切り込み量は片肉2.5mmで外形加工してます尚チップはサーメットです。 切削性、切粉の絡み方など御存知方よろしくお願いいたします。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
炭素量からは、SUM22(SUM23:代替材)は,S10CもしくはS15C相当になります。 SCM22は、硫黄快削鋼なので、硫黄の含有量がS15Cに比べ約10倍程度多くなります。切削性は、SUM22が切粉がボロボロになる感じに対し、S15Cは切粉が断続的につながる感じですね。 <S15Cの切削条件> http://homepage2.nifty.com/ty-1999/kakou/sessakusagyoujyouken-01.html 一度試作で加工条件を参考にテストされてから顧客に対し回答をお勧めします。加工時間・材料単価=コスト変化になりますからね。 S15C黒皮快削材??気になる材質ですね。S15C黒皮快削材で検索しても現時点でヒットしませんね。
その他の回答 (2)
快削鋼を基準として、切削加工の容易さを指数で表したものが被削性指数で す。この値が高いほど切削加工が容易なことを示します。 参考URLのデータによれば、S15Cは、SUM21を100とした指数で73とのこと。
お礼
ohkawa様アドバイスありがとうございました。 切削性がかなり落ちますね。 参考になりました。
低炭素鋼は靭性が高く、特に仕上げ加工において切りくずが 分断し難いイメージがあります。 (快削成分が良い方向に作用するとは思いますが) 切りくず分断性を重視した低炭素鋼対応の中仕上げ~仕上げ用 インサートがいろいろなメーカにありますので、選択肢のひと つとして考慮しておくと良いかもしれません。 一例のURLを貼っておきます。 粗加工は現行と同様のインサートと切削条件で、対応できると 思われます。
お礼
zaumaku様 インサートの選択で切削性のダウンをカバー出来そうですね。 アドバイスありがとうございました。
お礼
エジソン博士様 早速のアドバイス大変ありがとうございます。 黒皮快削材の表現が間違えてました(^_^;) ミガキ材から黒皮材に、快削材は硫黄か鉛になるのかわかりません、 とりあえず取引先は自社加工も考え被切削性を落とさずコストダウンが目的です。