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MCガンドリルの寿命と加工条件について
- φ6.9のタンガロイ製MCガンドリルを使用し、深さ160mmの穴を開けています。しかし、切削長が約15mで折れてしまうため、寿命と考えるべきか、加工条件を見直すべきか迷っています。
- 加工条件は70m/min0.04mm/revで一応前後の条件を試した結果で選定したものです。被削材はSCM420、切削油は水溶性20倍希釈、5MPaです。
- 皆さんのご意見をお聞かせいただきたいと思います。寿命や加工条件について、何かアドバイスや改善策があれば教えてください。よろしくお願いします。
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まず気になったのはクーラントです 濃度は10%以上が好ましいですね また銘柄は何でしょうか? 重切削をうたった物が良いですね それと折れるまでほっとかないで時間で良いので途中で 逃げ面摩耗幅を観察してください それによって切削速度を下げれば良いと思います まずはクーラント濃度の変更を・・
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カタログ情報ですが、水溶性切削油の場合希釈倍率は10%以下とあります。 それと同カタログの技術資料に、ガンドリル加工のトラブルシューティング も掲載されておりますので参考になさってはいかがでしょうか。 ちなみに2007年度版の切削工具カタログを参照しました。 10%以下ではなく10倍以下の間違いでした。
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ありがとうございます。
本じゃないです 回です 1穴の加工で2~3回見れば(摩耗の進行状況判断) 見当が付き次の穴で確信が持てます 十分見られるならと思い10”回”と書いたまでです クーラントの濃度を変えても 切削条件を変えても刃先を見ずに その効果の判断をすることは通常の深さの穴加工(L/D<5)じゃない 深穴加工では考えられないです つまり何が効果的なのかを判断しておかないと 今回は何とかやれても次の加工に繋がらない ここで答えられる回答者の方、ノウハウを持っている成功している会社は そういう面倒な時間の掛かることを続けたからなんですよ 西嶢祐さんの本「切削工具の勘どころ」に名言の引用があります シュレンガー 「工具の刃先は、その会社の株価を決める」 誤解して欲しくないのは 別に質問者さんをやり込めようとか思ってい無いことです 頑張ってください
お礼
>1穴の加工で2~3回見れば(摩耗の進行状況判断) 見当が付き次の穴で確信が持てます 1穴あけてじっと観ても新品と見分けがつかない私には 数本ないとわからないかも・・・。 頑張ります。
>摩耗幅で寿命を見切る”職人”がいないです 刃先の状態の観察により寿命判定するのは職人でもなんでも無いですよ 機械加工に携わる者としてごく普通のことです 最初は分からない、判断つかないのは当然ですが そうですね・・・・10回 刃先の観察と切粉の状態、穴の仕上がり具合を見れば 11回目からは分かります そうすれば工具の折損は ただの失敗 から あなたの経験 になるのです なにもしなければ失敗のままです
お礼
ご投稿ありがとうございます。 寿命を見切るには少なくとも10本は必要? 2~3本(多くても5~6本)で決定したいので、ここに質問 させていただいたのであって10本以上試してから決められる のであれば質問したりはしません。”職人”と表現したのは ”職人”なら1本で見切れるだろうからです。
切削条件を、落としてみては? 70メーターでは、早いかも?
お礼
ご意見ありがとうございます。 できるだけ送りを落としたくはないのですが、60mで試して みようと思います。
お礼
ご意見ありがとうございます。 使用クーラントはスギムラ化学のCS-58ZTCです。 確かにカタログに水溶性のときには10%以上と書いてありますね。 10倍希釈にするとベタベタで作業性が悪化するので常時とは いきませんがガンドリル使用時に限って10倍希釈にしてみようと 思います。逃げ面の摩耗幅の観察については諸事情により難しいかも しれません。(摩耗幅で寿命を見切る”職人”がいないです)