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金属材料(アルミ材)の熱放射率について
- 金属材料(アルミ材)の熱放射率について理解したい。一般的には温度が上昇すると放射率も上昇すると考えられるが、それが必ずしも正しいわけではない。放射率は温度依存性があり、上昇する場合もあれば低下する場合もある。
- 熱放射率は金属材料(アルミ材)においても温度によって変化することがある。一般的には温度が上昇すると放射率も上がると考えられているが、全ての場合に当てはまるわけではない。放射率は温度依存性があり、上昇する場合もあれば低下する場合もある。
- 金属材料(アルミ材)の熱放射率についての知識を求めている。一般的には温度が上昇すると放射率も上昇するとされているが、これは必ずしも正しいわけではない。放射率は温度依存性があり、上昇する場合もあれば低下する場合もある。
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>熱放射率には、温度依存性があると理解していらっしゃるようですが、 web上に記載されているサイトをご存じであればご教示頂けると助かります。 参考URLの情報によれば、放射率は金属表面の酸化の状態に大きく影響を 受け、高温に曝された履歴が長ければ、値が上昇するようです。 一般に金属は温度が上がれば抵抗率が上昇して、電磁波をはね返す能力が 低下しますから、放射率の低下が起こることを説明できますが、その程度 は#1さんご回答のとおり微々たるものです。 酸化膜の成長があれば、放射率は大きく低下します。 ケアレスミスで2回投稿してしまいました。お許し下さい。 大変高度な文献を参照なさっていらっしゃるようで、小生のような者は コメントを遠慮した方がよさそうですね。 >アルミ材料をアルマイト処理することで、値が上昇することからも言える 確かにそのとおりです。一般に、金属の酸化物の放射率は1に近い高い値を 示しますの。従って、酸化物層が、放射率を定義する波長の程度の厚さであ れば、放射率は1に近づくはずです。 >電磁波を跳ね返す能力(つまり反射率)の低下が起こる場合には、電磁波を >吸収する能力が上昇する、結果として放射率は下がる 失礼しました。うっかり逆を書いてしまいました。放射率はあがります。 ただし、微々たるものです。
>熱放射率には、温度依存性があると理解していらっしゃるようですが、 web上に記載されているサイトをご存じであればご教示頂けると助かります。 参考URLの情報によれば、放射率は金属表面の酸化の状態に大きく影響を 受け、高温に曝された履歴が長ければ、値が上昇するようです。 一般に金属は温度が上がれば抵抗率が上昇して、電磁波をはね返す能力が 低下しますから、放射率の低下が起こることを説明できますが、その程度 は#1さんご回答のとおり微々たるものです。 酸化膜の成長があれば、放射率は大きく低下します。
どちらかといえば 温度が高いほうが有利だが 微々たる物だと思う http://www.oki.com/jp/Advanced-ems/mazuharu/know/ Q3-1. 電磁波はどうやって発生するの? の絵参考
お礼
ご回答を頂き、ありがとうございます。 どちらかといえば、温度が高いほうが放射率が上がる ということで、良さそうですね。 例外はあるかもしれませんが。
お礼
ご回答、ありがとうございます。 温度依存性に関しては、取り急ぎ調べたものですが、 http://www-eng.kek.jp/giken/procedng/paper/met019.pdf が参照できるかと思います。 >参考URLの情報によれば、放射率は金属表面の酸化の状態に大きく影響を >受け、高温に曝された履歴が長ければ、値が上昇するようです。 例えば、アルミ材料をアルマイト処理することで、値が上昇することからも 言えることと考えます。 >一般に金属は温度が上がれば抵抗率が上昇して、電磁波をはね返す能力が >低下しますから、放射率の低下が起こることを説明できますが、 の記述ですが、金属の場合、電磁波(赤外線)を透過させることはあまりないと 考えられますので、電磁波を跳ね返す能力(つまり反射率)の低下が 起こる場合には、電磁波を吸収する能力が上昇する、結果として放射率は 上がるのではないかと思ったのですが、いかがでしょうか。