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軟鋼と硬鋼の区別
- 軟鋼と硬鋼は金属材料の分類であり、硬さの違いが特徴です。
- 軟鋼と硬鋼の区別は、材料の硬さを表す値によって行われます。
- 軟鋼は硬度が低く、硬鋼は硬度が高いとされています。
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軟鋼、硬鋼の違いは端的に言うと炭素含有量の違いです。 単純に言うと、炭素が少ないと軟らかく、多いと硬いということです。 ただ炭素が多くなると脆くなり過ぎて使い物にならない為、様々な元素を 混ぜ込んで作られているのが工具鋼や金型鋼です。 調べたところ、軟鋼の炭素含有率は0.13~0.20%、硬鋼は0.36~0.50%となっています。軟鋼は通常弊社でも使用している一般鋼とか普通鋼と言われるもので硬鋼はS35C、45Cなど機械部品等によく使われる鋼材です。 間のS25C等は半硬鋼といわれているようです。 また、0.5%以上は超硬鋼と言われています。これはかなり高価な材料のため実際目にすることは余りありませんが。 以上参考になるでしょうか。 大学の時に材料工学や機械材料学で学んだ事を思い出しました。 低炭素鋼や普通鋼で焼きが入らない又は入りにくい(上のくくりで炭素量で分類)・・・軟鋼 熱処理で硬度を変化させる事が容易な材料・・・硬鋼 といわれていました。 ちなみに、熱処理して硬度が変化した物は加工硬化鋼または熱処理硬化鋼といわれていました。 要するに、軟鋼、硬鋼は熱処理前の元の材料の特性、炭素含有率で分類するということです。
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こんばんは 硬鋼という単語に違和感を感じます。 >材料の硬さを表す値がいくつ以上は どちらとかあるのでしょうか? ・・・・熱処理(焼き入れ+普通、焼き戻し)によって鋼(炭素鋼)の硬さはいくらでも変わってゆきます。溶接屋としては、ビッカース硬さ;HV350より大きい数字になれば硬くなった、硬化したといいます。 また、回答者お二人とも0.7%より炭素量の多い鋼について云々されていませんが、身の回りにたくさんあります=0.8%を超えた炭素が炭化物を作って、ほんとに硬い鋼になりますので工具・プレス金型とかベアリングに用いられています。そういったことからは、私の脳内ではおっしゃる硬鋼は過共析鋼(超0.8%C)になるのかなぁ と思いはじめました。まとまりなくすみません。
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資料によって若干表現が異なるようです。私の調べた資料では 『炭素が0.25%以下の焼き入れ硬化が無視できる鋼材を軟鋼,炭素含有量 0.36~0.50%の炭素鋼が硬鋼で焼入れしてシャフト,レールなどに使用。 炭素量0.29~0.35%のものは半硬鋼,0.51~0.70%のものは最硬鋼と呼 ぶ。』 とありました。
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