パンチプレートのワーヤーカット加工面の垂直度につ…
パンチプレートのワーヤーカット加工面の垂直度について
通常弊社ではステンの1mm~3mmの板厚の被加工材を抜く金型を製作することが多いのですが、今回0.1mm~0.3mmの薄物をプレスする金型を製作しております。
そこで皆様にアドバイスを頂きたいのですが、
順送金型(丸穴→異形状穴→外形抜落し)
構成要素:ダイセット(上型)・バッキング・パンチプレート・パンチ類・ダイ・ダイバッキング・ダイセット(下型)
ポスト:4本ポスト
ダイの大きさ:500×250mm
被加工材:SUS304 板厚0.1mm
クリアランス:7%(片側)
を加工する金型を製作するとして
【1】どのプレートを平面研磨しますか?
(弊社では通常ダイのみを平面研磨し、他のプレートは上下面ロータリー研磨がかかっているものを使用しております)
【2】パンチ・パンチプレート・ダイのワイヤーカット加工回数は何回ですか?
(弊社では4回加工をしております)
【3】全てのプレート(ストリッパーを除く)に対して、ワイヤーカットあるいはフライス加工でノック穴を加工して、単純に組み立てて行くだけでパンチとダイのクリアランスは均等になりますか?
(弊社では無理です。ワイヤーカット加工時の各プレートの倒れが累積し、単純に組んでいっただけでは型かじりの状態になります。
【4】上記の質問にてクリアランスが均等にならなかった場合、パンチを側面から“ど突いて”パンチを寄せ、クリアランスが均等になるように調整しますか? それとも、各プレートを測定し、不具合のあるものを再製作しますか?
(弊社では、上型と下型をひっくり返して、パンチ刃先がダイの切れ刃面にちょっと入る状態にし、光をあててクリアランスを確認し、パンチを側面からど突くことによって適正なクリアランスに調整した後、パンチプレートの裏面を平面研磨しております)
以上、皆様の“常識”を教えて頂けると幸いです。
すいません・・・題名を間違えました。
正しくは「プレス金型のプレート加工と型合わせの方法」です。
補足
ありがとうございます。 放電加工機は社内にないので よくわかりません。 >出来ないことは無い。形状による。 >難しくなる焼入後の加工をする価値は無い。 マシニングやフライスでやる場合 工具半径がどうしてもワイヤー線よりも大きくなるので その関係で 形状によるということでしょうか? しかしMCの精度よりもワイヤーの精度の方が上であること、ワイヤーなら 焼きいれ後にやるからひずみを考えなくてすむ。 MCでダイを作ってから 焼きいれでは焼きいれの ひずみも考えると やっぱり放電がない 場合は ワイヤーでと なりますか? そうすると ダイはつばなしで全ストレートの >ダイを厚み分全ストレート、ノックアウトも同厚、そのツバは平板のプレー>トをネジ止め、という構造も取れるはず。 これをやった場合 ノックアウトが動くスペースも確保するために パンチプレートの厚みを ダイの中でノックアウトのつばの引っかかり部がある場合よりも 厚くする必要がでてくると思うから、やっぱり 放電加工機がない場合は ダイをワイヤーで前ストレート加工し ノックアウトはつばなしで ストリッパボルトでつる のが普通の流れに なりますか? 放電加工機のないところでは ダイの中でつばの引っかかり部がある 方式は採用していないのが普通の流れになりますか?