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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:着磁前の異方性(配向性)測定)
ネオジマグネットモーターのコギング不良原因と異方性測定方法
このQ&Aのポイント
- ネオジマグネットモーターのコギング不良が多発しており原因を探しています。異方性(配向性)測定の方法についてご教授いただけませんか。
- セグメントC形のネオジマグネットモーターでコギング不良が起こっています。マグネットの着磁前の異方性測定について知識を持っている方、方法を教えてください。
- ネオジマグネットを使用したモーターのコギング不良が多発しています。マグネットの着磁前の異方性測定方法について詳しく教えてください。
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noname#230359
回答No.1
ご提示のネオジムマグネットの素材製造方法を粉末冶金法と仮定して 以下経験論 私が経験したのは、ドーナッツ状の平面4極磁石です 外径:φ40 内径:φ20 厚み:5 材質:フェライト(TDK製) 同様に粉末成形製造されたフェライト磁石での経験ですが 内部の不均一な物は磁力が一定化せず安定した磁化性能が出ません 特にボイドと呼ばれる内部空隙が正常な磁力線の形成を妨げます 完成した着磁済みの製品を検査するのにマグネットアナライザーを 使用しました 用語の定義 異方性:あらゆるどんな方向にも普遍 等方性:有る偏った限定方向に集中 として 磁力を測定するのはとても難しかったと記憶しています 磁力を力としては実感するのですが、単位も色々あるし 素材は着磁されていない訳ですから磁力線は測れません ボイドの検出も着磁後にアナライザーで測った様です 他の要素として納入前の素材の熱処理はどうでしょうか キュリー温度以上には過熱されていると思いますが 残留磁気と言って良いのか少し戸惑いますが製品に影響するのだけは 確かです それから、地磁気の影響、作業環境への他機械の磁気影響等も考えられます 飽和磁化の工程設定も忍耐を必要とされました、何度も何度も 脱磁・着磁の繰返しを行いその材料の持つ到達点までの作業です 残念ながら >着磁前の異方性 に就きましてはその様な概念が無かった為発想に至っておりません 以上の事例の時に日本電磁測器様に随分お世話になりました
お礼
難しい質問と思っていましたので、回答が来る事をあまり期待して居りませんでした. 色々と過去の経験に基づいた事を聞かせて頂き有難うございます.仰られる通り着磁前の異方性チェックは現時点でも判りません.そうは言いましても不良は低減出来ませんので、2週間ほど前に製造メーカーを訪問して工程を観て来ました.結果として、粉末を磁場成形する時の磁場中心軸と型中心軸を合せた物でコギングトルクが変化するか確認する事に致しました. 第一ステップとして全数(100台)OKでした.引き続き4000台を調査中です.統計的に、これで有効と出れば良いのですが? ご存知と思いますが、Nd価格も急上昇しており今回の結果に期待している状況です. お忙しいところ回答をよせていただき有難う御座いました.