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嵌め合い公差と普通公差の違い
- 嵌め合い公差と普通公差の違いについて教えてください。公差範囲や寸法の判断基準についても知りたいです。
- 業者や人によって言っていることが違うため、嵌め合い公差の作り方や解釈に困惑しています。
- 嵌め合い部の公差範囲が同じでも、真円度や円筒度などの精度も考慮する必要があるのでしょうか?
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加工側の立場で言えばφ12H7もφ12(+0.018 -0)も同じです。 ただH7だけだと、いちいち交差調べる、また調べ間違いもあるかもしれないので、図面上交差を記入してあった方が助かります。 要するにH7ってのは規格統一して合理化するためで、加工とは別問題じゃないでしょうか。
回答(1)再出 JISB0401 はめあい を見ると、 5.2.2 公差付き寸法 公差付き寸法は、必要な公差域クラスの表示又は明確な寸法許容差を基準寸法の後に 続けて表示する。 例 32H7 82Js15 100g6 100-0.012-0.034 (2段書き) この書き方だと、g6 でも?-0.012-0.034?と書いても同じ扱い 更に 100g6(-0.012-0.034) と書いても同じ この解釈で合ってると思うが??? もっとヤヤコシイ話 ---------- 5.3 公差付き寸法の解釈 5.3.1.1 寸法公差 寸法公差は、ある形態の局部実寸法(二点測定)だけを規制するものであり、その形状公差 (例えば、円筒の真円度及び真直度、又は・・)を規制するものではない。 個々の形態の幾何学的相互関係は寸法公差によって規制されない。 5.3.1.1 包絡の条件 組み合される部品間にはめあいの機能をもつ円筒又は・・で構成される単独形態の寸法及び 公差に記号マルE(○囲み)を付記して素面に指示される。 ---------- マルEを付けたら、常識的に使う栓ゲージ、リングゲージでの検査を適用して、ブツのはめあいOKとなるが、マルE無しだと公差域クラス云々と書こうが二点測定でも可、つまりブツのはめあいは必ずしも保証されないってこと? http://mori.nc-net.or.jp/EokpControl?&tid=229431&event=QE0004 専門家らしき回答(5)もそう読める。
加工する側から言わせると、寸法公差域クラス(記号)を書いて欲しいとなります。 ・記号が書いて有れば直ぐにどの程度の加工をすれば良いか判断が容易です。(旋盤やフライスで良いのか研削なのか) ・寸法許容差だけだと特別な許容差だと判断する場合が有ります。 業者によっては見積り金額に影響がでるかも? ・複合化学研磨がどの様なものか具体的に知識は有りませんが、研磨業者さんも寸法許容差を念頭に加工されているはず? ・真円度のくるいは、寸法許容差を外れてはいけません。(測定する場所で許容差を外れてはいけない。) 寸法公差域クラスを入れずに許容差を記入する時は +側を先に(上に)書いて欲しい。→12H7(+0.018/0) FAX等で図面が見にくい場合には(-0.018)と見間違えるかも?
物としては一緒 考え方は違う xxH7 ↑ xxがかわれば 公差も自動的(暗黙的に)に変わるが xx0/+0.018 ↑ xxが変わっても 公差は(暗黙的に)変わらない >>嵌め合い部は真円度、円筒度等の精度も必要と解釈して良いのでしょうか? は別の話 ただし公差内での話
> Φ12H7(0/+0.018)とΦ12 0/+0.012の意味合いは違うのでしょうか? たとえ、これが、Φ12 0/+0.018 となっていて、Φ12H7と全く同じ数値でも、 受け取る側には、大きな差があります。 すなわち、嵌め合いかどうかです。 相手部品の有無と、どういう嵌め合い状態を求められているかが、或る程度推測出来ます。 単独の寸法公差なのか、相手が有るのかの差は、大きいものがあります。 適切な隙間や絞め代を設けるためには、嵌め合い部分は相応の表記で明確に区別しましょう。
質問文を読んで、そもそも「規格」とはなんぞや? の部分が理解できていないのでは? と思いました。
精度を要求される場合、、Φ12H7(0/+0.018)とΦ12 0/+0.012では0.006mm=6μmの違いかあり、機械加工、機械組付けでは大きな問題です。またベアリング取付けの場合等、抜けてしまうおそれがあり、当然厳しい公差設定が必要です。 工作機械等の場合、嵌め合いはμm単位管理は普通にあります。
精度を要求される場合、、Φ12H7(0/+0.018)とΦ12 0/+0.012では0.006mm=6μmの違いかあり、機械加工、機械組付けでは大きな問題です。またベアリング取付けの場合等、抜けてしまうおそれがあり、当然厳しい公差設定が必要です。 工作機械等の場合、嵌め合いはμm単位管理は普通にあります。
はめあい記号のみであっても、頭の中または表引きして数値に変換してるはずで、違いと言われても??? 何が困るのでしょう??? >人により、言ってる事が違い その中身は??? >複合化学研磨 定量的には知りませんが、メカ的研磨作用と化学的溶解作用を併用した加工であるとするなら、化学的の割合を増やすと寸法コントロールは難しいはずです。