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アルミ溶接について

普段は鉄やSUSを溶接しているのですが、 極まれにアルミ溶接を頼まれます。 自分で溶接条件を調べて、やってみたのですが 溶接後、隅肉が割れてモノになりません。 端材で試しにやった時は、割れはおきませんでした。 原因と対策を教えてください。お願いいたします。

みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.2

鉄やSUSをしてると言う事なので色々思い当たりますが ?一般的には交流でシールドはアルゴンです。 ?電流は鉄やSUSに比べたらかなり高いです。 ?溶接の速度?も早いです。 割れの原因としては ?溶化不良(溶け込み不足) ?電流が低すぎる ?最後のクレーター処理時に急に火を切りすぎ(ゆっくり冷ます) とかですが、 個人的には電流が低すぎると思いますよ。 隅肉は突合せより電流は上げ、アルゴンは絞る感じです。 溶化棒は溶融池に差し入れ、ビードを作ります。 端部の割れならばクレーター処理時の急激な冷まし過ぎが原因です。 また開先処理、脱脂処理も必要です。 鉄やSUSとは別物と考えて下さい。 シールドガスをヘリウムで直流も可能ですが 割れが起きると言うことなのでこちらは省きました。 タングステンの先端は交流溶接では丸くなりますので 鉄やSUSの様に尖らせると散ってしまいます。 またタングステンの先端が花が咲く様になる場合は概ね電流が低すぎる事が多いです。 また母材からタングステンの先端が離れすぎるのも溶化不良の原因となります。 私はアルミ会社にいますが鉄やSUSの溶接作業者が挫折するのを見てきましたが、多くは電流の違いと溶接速度の違いです。 TIG溶接では鉄やSUSは板厚も薄く電流も低いですが、アルミは板厚の厚いものまで行いますが、溶接の速度がまるで違うのと溶化棒を差し入れる為(差しっぱなしでは無いです)手がなかなか追いつかないので諦める人が多いです。 慣れれば出来ますよ。 一度もっと電流を上げてみてください。 交流の方が溶け込みは浅いですから。 パルス・・・使ったこと無いですが クレーター電流と本電流を行ったり来たりするのですね。 それならば溶接速度を然程上げる必要も無く、不必要な入熱もないとは思いますが、クレーター電流が低すぎると思いますよ。 60~70%ぐらいで良いんじゃないかな? 私の所では本電流しか使わないのですが パルスは急激に(パルス幅にもよりますが)入熱と放熱を繰り返す様なものなので クレーター電流側をもっと上げた方が良いと思いますよ。

noname#230358
質問者

お礼

回答、ありがとうございます。 一応、TIG溶接機で、アルゴンガス・交流に設定してやりました。 電流は、ベース60A、パルス230A(だったかな?)です。 溶接速度とガス流量は適当です。 溶接部の脱脂処理はやってませんでした。 今回は攪拌器の羽が折れて、持ち込まれたのですが ウチには、アルミの溶接棒が1種類しかないため(5052用) 母材と棒の番手が合っていたのか?という気もしています。 修理持込される場合もよくあるのですが それがアルミの何番手なのか、確かめる方法も解らず アルミ溶接の技術も未熟なため、上手くやれないのが現状です。 冷やし方も含めて、勉強してみます。

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noname#230359
noname#230359
回答No.1

アルミニウムの溶接は、熱伝導率が高いため、 * 熱が飛散して、高温になり難い(溶接の難しさ) * 冷え方が速いので、熱分布の格差が大きい(割れの原因) があります。 因って、予め余熱をして溶接をする事が多いみたいです。 その詳細は、アルミニウム 溶接 条件 等の用語でネット 検索して、資料を入手したり、見聞を広めて下さい。

noname#230358
質問者

お礼

ありがとうございます。 いろいろ調べて、練習してみます。

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