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寸法精度と面粗度
- マシニングセンタで穴精度H7公差+面租度6,3sを出す場合、2枚刃のエンドミルで精度を出すことは可能でしょうか?
- ボーリングバーをまだ一度も使ったことがないのでエンドミルで仕上げるのとボーリングバーで仕上げるのとではどちらのほうが安定した精度が出るのでしょうか?
- 削る材質はFC、SS400、S45Cなどで穴径はΦ30~45くらい、深さは40~70くらいになります。
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やはり、マシニング加工ではボーリングと決めています。 ただし、ボーリングの場合、加工する径に合わしてそれぞれのサイズを持たないといけませんが、エンドミル加工では汎用に使用できるメリットはあります。ただし、今回の加工深さが40-70で深い場合はタオレ等の問題がありますので、回答(3)で言われているように難しいところがあると思います。 ボーリングではやはり、BIGのカイザーなどを使用していますが、チップが限定されるのが問題あるかもしれません。 メーカーについてはいろいろ特徴があるので、使用しやすいものを選んでください。
私もマシニングですと大体、ボーリング加工でしょうか。リーマーでサイズがあればリーマーの方が良いかもしれません。ボーリング工具の径調整で結構手間がかかる可能性もあります。 また、被削材がFC材、SS400、S45Cという事ですが、面粗度を出す為にはそれぞれの材質に合ったチップ材質およびブレーカー形状、ノーズRなどへ変更する必要があるのではないかと感じます。 おススメのメーカーを聞かれてますが、メーカー各社ともいろいろなノウハウはあるし、それぞれ特徴はあるでしょう。とりあえずは、それぞれのメーカーにお話を伺うのも良いと思います。私個人としては、ボーリング加工においても防振工具がおススメです。なぜなら防振効果がある方が、不要な振動によるビビリなどを抑える効果があるからです。サンドビックより防振型ボーリング工具がでていますが、こちらをご検討に加えていただくのも良いかもしれません。メーカーのフリーダイアルなどで問い合わせてみても良いのではないでしょうか。
2枚刃のエンドミルはバックテーパがついていることがあるのでそれでコンタリングすると穴の上と下では径が異なる場合があります 4枚刃のエンドミルはバックテーパがついていることは少ないですが エンドミルメーカーによっても違うでしょうし種類によっても違うので一概に言えないですが。
寸法精度や面粗度を出すのは不可能ではないと思いますが、 一般論としてはエンドミルでコンタリングした場合、 形状的な精度、とくに真円度に問題が出易いです. H7指示の穴は基本的に何かしら円筒の軸がはまる訳ですが、 2点や3点で測定した直径がH7を満足できても、 真円度がそれなりに出ていなければh7やh6の軸がはまるとは限りません. これは、X-Yなど直線2軸での円の合成に伴う ボールねじのバックラッシュによるところが大きいので、 テーブルがリニアモータ駆動であったり、 ロータリーテーブルを併用した場合にはまた事情は違って来ます. ボーリングの場合には、主軸の回転により 回転中心と切れ刃との直線距離を半径として螺旋を作りますので、 コンタリングよりは真円度は出易くなります. ただし、どの程度の真円度を実現できるかは、 主軸の精度と下穴との同軸度に委ねられます.
加工穴径が小さくかつ深いのでエンドミルはかなり難しいと 考えます。 回答(1)大昭和精機のボーリングアーバに賛同します。
私なら断然ボーリングバーをおすすめしますね!図面を見ないと詳細はいえませんが深さ40~70ならなおさらです。なぜならばボーリングバーのほうが直角度がだしやすいから。なおかつ径も0.01以内なら簡単にだせますよ!おすすめはBIG(大昭和精機)のボーリングバーです。ぜひ使ってみてください。