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穴径測定の精度確認と基準穴ケージの有無について
- 穴径測定の精度確認をした結果、工具顕微鏡での測定精度を知りたいです。
- 基準穴ケージやホールテストに付属しているゲージなど、±0.0001の精度を持った測定器具について調査しましたが見つかりませんでした。
- 穴径測定に関する情報をお持ちの方はご教示いただけると幸いです。
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倍率にもよるでしょうけれど、 そもそも工具顕微鏡の測定能力はせいぜい5~10μmくらいではないでしょうか. 指標と測定対象とは物理的に接触している訳ではないので、 細かい数字まで信用して良い測定具ではありません. 三点マイクロでも3~4μmくらいの誤差がある訳で、 像を目視して位置を合わせるだけの測定法にそれ以上の精度を求めてはいけないと思います. ピントがドンピシャでなければ、それだけで位置が数μmズレるでしょう. また、サブミクロン精度のゲージなんて、仮にご所望の形状で製作できたとしても、 人の出入りのある場所では使えないでしょう. ちょっとした温度変化で1μmくらいすぐに変わってしまいますから.
リングの場合、寸法的には±0.0001の精度は保証できないと思います。 真円度が問題になると思われます。 マスターリングのメーカーに特注すればどうにかなるかも知れませんが 一度、相談されたら如何ですか。 工具顕微鏡の最小表示が 0.0001でも測定方法が変れば意味がありません。 接触・非接触で微妙に精度の違いが発生します。 0.01 以下の測定の場合は測定方法の取り決めが必要だと思いますが。
公差は、1桁あまいですけど、25年前にフランス/ドイツのメーカーと提携 検査冶具を製作した事があります。 基本コンセプトは、隙間が発生する部分は、自重(重力)によって、 零にする。そして、そこを基準に測定ポイントを設定し、計測するです。 さて、現実性があるか否かは?ですが、 3次元測定機メーカーに相談してみては如何でしょう。 ミツトヨさん、東京精密さん、等々 非接触Typeでカタログに載っていない物もありますから。
お礼
ご意見有難う御座います。 検討してみます。
基準穴ケージに±0.0001の精度を要求するのは、無理があります。 ブロックゲージの精度を調べると、サイズ0.5~10、0級で寸法許容差±0.00012も!あります。これ以上のK級もありますが、逆に許容差は拡大、幅は縮小になってます。 ブロックゲージは機械加工の精度を超越した技能名人が、ラップにより作った成果です。丸穴をラップ加工することは更に難しくなります。 市販品では1桁悪い±0.001のハズで、以上は特注、それでもその1/2程度だと思います。 工具顕微鏡での精度確認なら、基準穴ケージを使うより、1軸ずつブロックゲージで行えばよいと思いますが? 測範社・カタログ18頁 → ±0.001 同社のHPには受注生産品として ±0.0005と読める写真があります。 その他黒田精工など、どこでも同じレベルと見てよいです。 http://www.sokuhansha.co.jp/parts/download/catarog_japanese.pdf 工具顕微鏡のカーソル合わせなら ±0.001で充分だと思いますよ
お礼
ご意見有難う御座います。 工具顕微鏡での端面合せについては必要十分な 技術がありますが、穴測定の際に内径側から ひろうか、外形側からひろうかで誤差があり、 これを感覚的に補正するようにしています。 内径側からひろう時には“ほのかに手前であわす” 外形側からひろう時には“若干手前気味にする” このような感覚的な部分ではかる範疇について 、作業者自身が自分の感覚が合っているか? の確認が出来るように基準ゲージが欲しい状況です。 “市販品で±0.001”のゲージはどのメーカーの 製品でしょうか、教えて頂ければ幸いです。 どうぞ宜しくお願いします。 見積りをとって検討します、 貴重な情報有難う御座いました。
お礼
客先での測定は工具顕微鏡にて±0.001を測っています。 弊社ではミツトヨ製の工具顕微鏡QuickScopeをつかってx100倍で ひろっていきます。外形寸法は±0.002にはおさまりますが、 穴径だけがどーしても個人差が大きく、何か訓練する為 の方法はないだろうか?と基準ゲージを探している状態 です。 検査室は高温室で検査器周辺及びワークの温度管理は 厳重に管理しています。 参考意見どうも有難う御座います。