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材料代と加工費の求め方
- 材料代や加工費の計算方法について
- 加工賃の算出方法とチャージについて
- 仕事に対しての取り組み方や考え方に影響する
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上司や先輩の会話ってちょっと気になりますよね。 仕事単位で原価や利益の計算は一筋縄でいくものではなく、 見積もった時間より早く出来れば儲かるし時間が掛かれば儲からないので なかなか適正な見積って難しいものです。 自分が時間当たり幾らの人件費を取っているのかといったいわゆる原価意識を持つ事はどんな仕事をする上においても必要だと思います。 商売ですからね。 以下、町工場に勤めていた私の知識です。 ・材料代って、どのように計算するの? 金属の場合は重量あたりの価格を掛けたものが目安です。 例えば20kgのS50Cを10個購入でキロ当たり¥500とすれば 20x10x500で材料代は¥100,000となります。 ・自分が加工してる物の加工賃っていくらで、どんなに求めるの? ・チャージってなに? 加工者毎の人件費を考慮する所もしない所もあるみたいで、会社によって 計算式は違うと思いますが時間当たりの機械毎の減価償却費+人件費を チャージと呼ぶようです。 経費や利益も考慮する会社もあるようです。 仕事の時間単価と言ったら良いでしょうか。 時間当たり幾ら稼いだら儲かるかという損益分岐点みたいなものです。 チャージx加工に掛かった時間=加工賃という事になります。 加工賃という時は大抵は材料費を抜いた金額を言うようです。 さらに事務や管理の諸々の経費を上乗せして売値となります。
材料費は、単純に製品に素材をどれだけ使うかですよね. 素材は「重量あたり幾ら」なので、素材の体積などから総重量を割り出します. 加工賃には人件費や機械代金、機械の稼動に必要な固定費などが含まれます. 例えば、機械1台に人1人つきっきりになる様な仕事ですと、 機械を操作する人の時給が1500円だとすれば、 1時間1500円以上の稼ぎにならなければ、人件費すら捻出できない訳ですよね? また、1000万の機械を仮に7年で償却するとすれば、 年間約143万、月にして約12万を稼ぎ出さなければ機械代金が払えない訳です. その他、機械を動かせば潤滑油や切削油を消費しますし、電気代も掛かります. 営業職や事務職を置いていれば、彼らの人件費分も売り上げなければなりませんよね. チャージというのは、飲食店でテーブルチャージを取る事がありますが、 この「チャージ charge」と一緒です. →http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E3%83%86%E3%83%BC%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%82%B8&stype=0&dtype=0 テーブルチャージの場合には、一回の飲食でテーブル一つにつき幾らですが、 機械工作の場合には、機械1台につき1日あたり、もしくは1時間あたり幾らで表現します. 先に書いた様な材料以外の諸費用を1日とか1時間という単位で慣らしたものです. 場合によってはセットアップチャージを設ける場合もあります. セットアップチャージというのは、平たく言えば「段取費用」で、 順調に稼動している間は一人複数台持ちで回せるとしても、 段取り中は技術者が最低一人つきっきりになる事で 時間あたりの費用というのが変わって来る訳です. 細かく見れば、プログラムの作成費用など様々なチャージがある訳ですが、 あまり細かくしても計算がややこしくなりますので、 総加工賃=段取費用+時間あたり加工費用×総加工時間… の様に簡潔な図式に表すと思います. 以上、大雑把ではありますが、理解の助けになればと思います.
お礼
ご丁寧にありがとうございます。 少し難しいですが、なんとなく理解できました。 早速、本屋さんへ行き、いろいろと観てみようと思います。 加工も大事ですが、このような事も、大事なんだと感じることが出来ました。 ありがとうございました。
検索して見つけた文献です。 最初に読むには,少々細部に入りすぎているようにも思いますが, 私自身の言葉で書き表せるほど,経験や知識がないのでご勘弁下さい。 http://www.atstream.co.jp/pub/articles/pdf/price_3.pdf
お礼
少し難しいですが、これから先のために、資料として大切に保管させていただきます。早く、これらの意味が理解できるよう、加工とともに、勉強していきたいと思います。 ありがとうございました。
お礼
初心者の私には、解りやすくよく理解できます。 細かく言うと、もっと難しいのでしょうが、みなさんのアドバイスを基礎にして、自分なりに勉強していこうと思います。 ありがとうございました。