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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:シンクロ用でないタップ工具でのリジットタップ)

シンクロ用でないタップ工具でのリジットタップ

このQ&Aのポイント
  • シンクロ用でないタップ工具を使ってリジットタップをするのと、シンクロ用でないタップ工具でフローティングタッパーを使わずにタップ加工するのと、どちらが良いのか疑問です。
  • シンクロ用のM22のタップ工具は手に入りませんが、中古のマシニングセンターのATCにM22ピッチ1.5の溝がストレートのOSG TICNコートのタップ工具があります。
  • 現状の組み合わせでタップ加工をしている会社は多いのでしょうか?フローティングタッパを買って既存の工具を使うよりも、工具を変える方が費用が高くつくと思います。

質問者が選んだベストアンサー

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noname#230359
noname#230359
回答No.1

 シンクロ/リジット送りとは完全ピッチ送りの意味でブラザー/ファナックでの呼び方の違いです。完全ピッチ送りとはタップのピッチ同様に1回転で1.500ミリ送ることができる機能です。従いまして、シンクロ/リジット送りはタップに対して送りのエラーによる負荷を与えないように加工ができるタップにとって助かる機能であると言えます。それにより今まで以上に高速でタッピングがしやすくなるので、OSGさんのシンクロタップはシンクロ/リジット送り専用の高速向けタップという意味合いが強いです。専用ですので、タッパーではオススメできません(使用するとピッチエラーが発生してしまい、WP-OUTしやすくなります)。  以上より普通のタップであってもシンクロ/リジット送りで加工することは全く問題ありません。というよりはタップにとって最高の条件ですので、わざわざタッパーを使用する必要はありません。  どのような材質を加工するかわかりませんが、それほど高速で加工するわけではないのであれば、そのままで十分です。但し、直溝ですので切り粉の排出にはご注意下さい。 全く問題ありません。  シンクロ/リジット送りであればシンクロタップを使用したほうが望ましいとは思いますが、高速での場合に限ります。  シンクロタップはスクイ角を弱く、逃げを強くという刃欠けを予防しながら切削抵抗を抑え、逃げ方向に放熱するというような設計だったと認識しています。高速加工ではその弱いスクイ角が効きますが、低速では切削抵抗を増やし、切れ味を落とし、結果的にムシレやメネジ山頂へのカエリバリを発生させやすくなります。また高速でも切り粉の排出がしやすいような溝形状にもなっているようです。  SKDのような硬い材料の場合は高速加工にはしないでしょうし、シンクロタップは高硬度材にはあまり適していないでしょうからそのままのタップで十分だと思います。溝も直溝のままでOKというよりベストです。 返信が遅れてしまい、申し訳ありません。  SKDのようなタップ加工において硬いと認識されるような材料は、スパイラルのような溝をねじるタイプは刃先が尖ってしまうため避ける方が無難と思われます。どちらにしてもそれほど切り粉が伸びないため、スパイラル溝の効果は薄いと考えられます。それであれば欠けの予防、さらに切り粉が細かくなりやすいことから直溝の方が良いと考えられます。穴が深く、スパイラルを希望するならばOSG製のCPM-SFTをオススメします。食付き長さが3Pと長めですのでご注意下さい。  貫通穴の場合は直溝の方が圧倒的に良いと考えますが、通り/貫通の両方ある場合を考えると直溝で兼用の方が良いかもしれません。両方兼用するということは止まり穴にあわせた短い食付き長さを選ばなければなりませんので、貫通穴を加工する際は短いもので加工せざるを得ません。どちらが多いかというバランスを考えて選定してみて下さい。  回答(2)の方が仰られるように、シンクロ用のホルダーがベストです。送りのエラーや剛性不足があった場合、タップは食付き時に暴れてしまいます。硬いものを加工する際はなおさらです。強制的に食付かせるシンクロ用のホルダーであれば暴れさせずに食付かせることができますので、結果的に欠けを防止しやすくなります。  健闘を祈ります。 誤解を与えてしまうような説明ですみません…逆です。  シンクロとリジットは電気制御の違いはありますが、ほぼ同じと考えてください。従いましてシンクロタップとリジットタップ、シンクロタップホルダーとリジットタップホルダーはそれぞれほぼ同じと考えて良いと考えて結構です。各社の名前の付け方と思われます。  タップが食付き時に暴れないように、ガッチリとコレット/ミーリングチャックで掴み、ワークが動かないように保持して、タップのリードそのもので送ってくれるシンクロ/リジット送りで加工する…がベストです。  古くなったマシニングセンターやタッピングセンター(ボールネジの損耗)、NC送り等の完全ピッチ送りではない設備で重切削をする場合、食付き時に暴れやすくなってしまいます。どうしても暴れてしまうのであればタッパーで吸収し、精度高く加工ができるのであればコレット/ミーリングチャックで強制的に食付かせるということが理想的です。ぶつけて欠損するというよりは暴れて欠損するという感覚を私は持っており、可能な限り暴れさせないように加工できる状況を作れると良いかと思います。 長くなりましたが、コレットチャックかミーリングチャックをオススメします。

noname#230358
質問者

補足

ありがとうございます。 加工する材質は硬いのでSKDまでです。 OSGはシンクロ用でないタップ工具で リジットタップ加工をするのには よくないようなことを言いましたが、 そのままの工具でリジットタップをしても問題ないのですね。 シンクロ用と普通のタップの違いは 刃の逃げの形状により 抵抗の違いでしょうか? シンクロの方が抵抗がすくない。という。 ありがとうございます。 >溝も直溝のままでOKというよりベストです。 というのは貫通の場合はベストという意味でしょうか? 貫通でなければ、スパイラルの方いいと思っているのですが。 たびたびありがとうございます。 リジットモードで加工するにしてもタッパを使ったほうがベストと いうことですね? >送りのエラーや剛性不足があった場合、タップは食付き時に暴れてしま>>い。 リジットモードでも送りエラーがでる場合があるという ことでしょうか? ありがとうございます。 リジットモードで コレットとミーリングチャックを使い、 がっちり固定された状態で加工したいと思います。

その他の回答 (1)

noname#230359
noname#230359
回答No.2

ホルダに関してリジットタップホルダでも加工は可能ですが、工具寿命の面では、シンクロタップホルダーの方がタップ折損の抑制や工具寿命向上に効果はあるのではないかと感じます。 参考までに私の場合、M5~M12ですがS社シンクロフレックスというタップホルダーを使用して、通常のリジットタイプのホルダーに比べタップ寿命の向上、欠損の抑制がされました。 リジットタップホルダーはシンクロタッピングで使用できますが、 リジットタップホルダーが、必ずしもシンクロタップ用ホルダーではないのではないかと思います。 実際、シンクロタップ用のホルダーが存在してます。私の方では、S社のシンクロフレックスというホルダーを使用しています。 最近のMCであれば同期機能があると思いますが、 リジットタップホルダーを使用した場合よりもシンクロタップ専用のホルダーを使用した方がタップ寿命の向上や小径タップの欠損の抑制がされるようです。 そのように聞いております。詳細は各メーカーに聞いてもらった方が良いでしょう。

noname#230358
質問者

お礼

どうもありがとうございました。

noname#230358
質問者

補足

ありがとうございます。 リジットタップ=シンクロタップと理解していますが、 シンクロタップホルダーとはタッパーのことですね? リジットモードで加工するときにも タッパーを使ったほうが、タップ寿命の向上、欠損の抑制がされる ということでしょうか? ありがとうございます。 リジットタップホルダーとシンクロタップ用ホルダーの違いがわかりずらいですが、共通なのはリジットモードのある機械で使うということですね? シンクロタップ用ホルダーの方が、もし ずれがあったときに吸収されやすいということでしょうか。

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