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電解コンデンサの固定方法とは?
- 電解コンデンサの振動防止には樹脂固定が効果的ですが、底面と基盤を固定しているのでしょうか?
- 樹脂固定には振動防止効果がありますが、熱応力には注意が必要です。
- 電解コンデンサの樹脂固定にはシリコーンなどのやわらかい樹脂が使用されることがあります。
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20数年前のことですが、大容量(といっても470μFですが)の 電解コンデンサを使用する事となりました。 しかしコンデンサの近傍にシールド用の金属板があり、 振動、加振等の試験に引っかかる可能性が出てきた為、 ソニーケミカル(当時はソニーボンドと言ってました)の クロロブレンゴム系の接着剤で、金属板に固定していました。 薄い黄土色でしたので、シリコーンゴム系ではなかったです。 どちらかと言えば硬かった記憶があります。 >コンデンサの底面と基盤を樹脂で固定しているのでしょうか? コンデンサの底面にある封止ゴム、または上面には防爆弁が有りますので それを塞がない様に注意してください。
状況により答えが変わるでしょう。応用分野や接着の目的,心配事の具体的 内容をもう少し絞って問い合わせなさった方がいいと思います。 ・樹脂固定をお知りになったのは,どのような分野の製品でしょうか? スイッチング電源,モータ用のインバータ,オーディオアンプ・・・・? ・振動防止のために・・・・ 「振動防止」と書いていらっしゃいますが,車載機器のように振動が加 わるアプリケーションにおいて,振動に耐えるようにすることが目的で すか?電気的な力でコンデンサ自体が振動することを押さえ込もうとす る目的ですか?振動により容量などが変化することを抑えることが目的 ですか?マイクロフォニックノイズ) ・「コンデンサの底面と基盤を樹脂で固定」 円筒形のコンデンサのリード線が出ている端面と,プリント基板の接着 を想定なさっているのでしょうか? ・固定した場合、振動にはよくても、熱応力には悪いような・・・ 樹脂で固定した場合,リード線やはんだ付け部に,温度上昇/降下によっ て熱膨張/収縮が起こることによる機械的が応力が加わります。 しかしながら,コンデンサ本体は,アルミケースの中にありますので, アルミケースの外側を接着してもほとんど影響は受けないでしょう。 ・大型の電解コンデンサは,取付金具を使って機械的に固定するタイプがあ ります。