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一次エア配管のサイズ選定について
- 工場立ち上げの際に一次エアの配管サイズを選定する際、どのような理念で選定されているのかについてのご意見を募集します。
- 一次エアの配管サイズ選定は、負荷の使用量などを考慮して決められることが一般的ですが、他の選定方法についても様々な意見があります。
- 皆様のご意見をお聞かせください。なお、私は負荷使用量を基準にしていると述べています。
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小生は新工場…の経験がないので、こうゆう風にしたいなという意見を述べさせてもらいます。 基本的に、末端で0.5MPaを確保できるような形にします。 その為に、 ・メインの配管径は出来るだけ太くする(バッファを持たせる) ・行きっぱなしのメイン配管ではなく、配管をループ化させる(圧力の安定) 以前、設備増設がピークに達した時、エアが足らず、何機もコンプレッサを入れましたが、解決に至らず。 原因は、メインの配管径が細く、瞬間的な使用量に対しエア量が不足してしまったことでした。 あとは、工程ごとに区切り、そこでメイン配管をループ化して小さなコンプレッサで供給するのも手です。 コンプレッサの台数が増え、点検費用がかかりますが、点検時や仮にコンプレッサが故障した際の影響が小さくなります。 小生が行なったのは、エア量が不足したので、上記1.5次ループの方法です。 本来なら、1.5次とせず、工程ごとに完全に区切って小さいコンプレッサ(その工程に応じた大きさ)で行なうと… 例えば、ある工程が生産調整で設備停止するとかだとコンプレッサも停止できますし、コンプレッサの点検を行なう場合でも、その工程のみ停止もしくは、小さな予備のコンプレッサを持ってきて代替運転となって管理上便利ですよ。 また、中古のコンプレッサもある程度の中古機メーカできちんと整備してもらえば、新型より全然安い金額で入りますよ。 (小生、元々安く手に入れられるのですが…22kwのスクリュータイプ(INV無し)で120万ぐらいですが、このときは、型落ちの新古品を掘り当て、90万で入れました。コンプレッサのメンテの担当者と仲良くなると、そういう掘り出し物を見つけてきてくれますよ)
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日中から盛り上がっていましたね! 回答(3)さんに全面的に賛同です。 オイルミスト潤滑主軸のマシニングセンタのエア消費量は物凄いですね。 また、油圧レスタイプで主軸アンクランプにエアシリンダを使っていると エア圧が足ずにATC時にアームで強引に工具を引っこ抜いたりして恐ろしい です。 特に私の居た現場は平均工場エア圧が0.3MPaギリギリで、サブタンクから タコ足で各機械にエアを供給すると具合が悪かったです。 予算の許す限り、高エア消費機械へは1台ごとにサブタンクが欲しいとこ ろです(一般の工場では常識?)。 ご質問の内容から逸脱した回答で申し訳ございません。 費用と能力のバランスの取れた良い空圧源が敷設できることをお祈り いたします。
お礼
>エア圧が足ずにATC時にアームで強引に工具を引っこ抜いたりして恐ろしい です。 想像するだけで恐ろしいです。特定の工場では常識?^^;) >予算の許す限り、高エア消費機械へは1台ごとにサブタンクが欲しいとこ ろです。 工程上、エアソーを使いますが小さいくせにエア垂れ流しです。こいつはいつか専用コンプレッサーか? >費用と能力のバランスの取れた良い空圧源が敷設できることをお祈り いたします。 ありがとうございます。日々精進いたします。
最近の工作機械はとにかくエアーの消費量が多い。 主軸関係のエアーパージやミスト潤滑など・・・ 私の選定方法は「適当に・・・」では無く、 1.使用量の合算でコンプレッサーの容量を選定(当然 余裕は見ます) 2.最低限コンプレッサーの配管径と同等か できれば一つ上の配管径 3.距離が長ければループ配管 4.エアーガンの使用量の変動が大きければ近くにサブタンク ※古いレシプロの圧縮機を撤去して使うと安上がり ※最高圧には十分注意して・・・ そして、配管時のアドバイスとして上から配管を下ろした端部に水抜き用の バルブを設置、その上部30cm位から分岐をする。 大径配管にサブタンクの機能を期待すると内部で結露の発生が心配 昔は配管に僅かな傾斜を持たせて水抜きをしている会社もあったが 距離が長いと困難です。 ※実際は流体配管の中では一番 無理の利く配管ですが。 切削が主な工場内でエアコンを除けば 一番 電気を消費するのがコンプレッサー関係ですね。 エアーの漏れは電気の無駄使いと肝に銘じましょう。 >鉄クズ屋さんに持っていかれた・・・ もったいない。私なら清掃してスプレーで色を塗って・・・・ 悔やんでも後の祭りか。 貸し工場のお客さんでは「ホース配管」でどうにかする。 工場を代わる時に撤去が大変だから? それでも、問題なく?機械は稼動しています。 大きなコンプレッサーを計画されているのですが? 今まで経験した話題を一つ 樹脂の加工屋さんでエアーの消費量が多い会社でしたが、 工場内にコンプレッサーがあり、廃熱で夏場にクーラーが効かない。 排気口を切替式にして 夏は室外排気、冬は室内に循環して光熱費を 大幅に削減できました。 宜しければお試しあれ。
お礼
>1.使用量の合算でコンプレッサーの容量を選定(当然 余裕は見ます) >2.最低限コンプレッサーの配管径と同等か できれば一つ上の配管径 >3.距離が長ければループ配管 正直自分もこの選定方法です。自分的には「この位の感覚ではアバウトではないのかな~?」と思っています。でも他の方も同じ感覚ならばちょっと安心です。(笑) >※古いレシプロの圧縮機を撤去して使うと安上がり あっ・・・この前のレシプロ双頭、鉄クズ屋さんに持っていかれた・・・大事に取っておけば・・・。 >エアーの漏れは電気の無駄使いと肝に銘じましょう。 すいません。大至急シールテープ巻きます! >「ホース配管」でどうにかする。 >それでも、問題なく?機械は稼動しています。 コスト面を追求すれば、確かにそうですね。 設備側の自己満足で、「これが絶対だ!」は不味い事になるのは日々感じる事が多々有ります。 良いモノを、良いお値段で・・・を第一に、日々精進致します。 >排気口を切替式にして 夏は室外排気、冬は室内に循環して光熱費を 大幅に削減できました。 またまた目からウロコモンのお知恵、ありがとうございます。 現状は、予算の都合・設備の容量から300?にスクロール型3.7kwを1台しか置きません。(予備スペースがかなりデカい!) コンプレッサーの廃熱はバカになりませんから、頭の片隅に置いておくと何かの時に使えますね。(笑)
どこのエリアでもMax流量が確保できるように、できるだけ大きな配管サイズを使用します。 そして、末端までできるだけ圧力損失が無く、エアタンク?いやバッファー になる様にし、枝管で各機器に接続するを基本にしています。 昔の学校の手洗い場には、蛇口が沢山ありましたが、全部使用しても流量が 落ちない様に大きな配管が接続されていました。 それと同じ考えです。家庭の給湯器は、1階で使用すると2階で使用できない ケースがあるようですが、やはり公平に流量が出るようにが工場の鉄則では ないでしょうか。
お礼
>エアタンク?いやバッファー ボキャブラリーからして不足の問題が・・・「バッファー」ですね!^^;) >やはり公平に流量が出るようにが工場の鉄則ではないでしょうか。 「公平に」の理念がすばらしいですね! 確かに使用される現場の方々からすれば、「公平・不公平」が表現として適切ですね。 以後、己の設計理念に組み入れさせて頂きます。
お礼
>基本的に、末端で0.5MPaを確保できるような形にします。 明確な基準が確立されていらっしゃるのですね。自分はその日の気分で「こんなモンかな?」ですのでお恥ずかしい・・・。 >あとは、工程ごとに区切り、そこでメイン配管をループ化して小さなコンプレッサで供給するのも手です。 具体的にはこのような解釈で良いのかな・・・? ?設計時に工場全体を1次ループだけでは無く、その下に各工程毎の小さなループを設ける。(勝手に1.5次ループと名付けさせて頂きます。) ?1.5次ループ間をバルブで遮断可能にする。 ?1.5次ループ毎に必要量を確保できるコンプレッサーを設置。 コストや細かい問題は各々の工場で有るかもしれませんが、発想は目からウロコです! 確かにこんな御時世なんで、「中古コンプレッサー」等も考えなくてはいけませんから(涙) トラブル発生時やメンテナンス時、コンプレッサー代の原価計算や電源管理、設置スペースの確保、行程の増減・・・考察時に何か面白そうですね。(「空気と電気はタダ!」的雰囲気ですから・・・) あっ・・・そうなると配管サイズって・・・(大汗) 貴重なご意見、有り難うございます。 >本来なら、1.5次とせず、工程ごとに完全に区切って小さいコンプレッサ(その工程に応じた大きさ)で行なうと… 確かに1.5次同士をつなぐ弊害は懸念されますね。1.5次間は最悪の場合のバイパス程度で考えた方が良いのかも・・・。 >22kwのスクリュータイプ(INV無し)で120万ぐらいですが、このときは、型落ちの新古品を掘り当て、90万で入れました。 いくら型落ちだとしても、5万/kwを切って4万/kwとは!・・・お見それいたしました。m(_ _)m