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グリスをつけるとなぜ異音が減るのかについて
- キーボードのキーの戻り音の対策方法として、グリスを塗布するか、クリックスイッチの再設計が考えられます。
- グリスをキーの摺動面である側面に塗布することで、異音が緩和される効果がありますが、その理論的な説明はまだ見つかっていません。
- また、ラバースイッチのクリックカーブを操作することによっても異音対策が可能かどうかは不明です。
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> キーのクリックが強く、押し戻した自己復帰時にキーとそのキーの取付け部の樹脂どうしが接触し、甲高い音がでます。 >実際にグリスをキーの摺動面である側面に塗布したところ、かなりの改善効果が見られました。 簡単な比較実験をお勧めします。 すなわち、?摺動部の無い状態、?摺動部のある状態(潤滑ある)、? 摺動部のある状態(潤滑なし)です。 理論的ということにこだわりがあるようですので、 ?摺動部の無い状態 での音が基本になると思います。 これで、音が出なければ、音の出ないキー構造ということになるのではないでしょうか? 接触時のキーの姿勢変化で音も変わると思いますので、 摺動抵抗も結構なファクターのような気がします。
グリスの粘性でキーが戻る速度が低下することで、 最終位置を規定する位置に当たったときの衝撃音が低下するのでは ありませんか。
動作時の抵抗が大きく、それに伴い振動し音が発生していると考えます。 動作時の抵抗(摩擦抵抗)を低減するには、その部分の摩擦係数を抑える効果 があるグリースが有効です。すると、振動も少なくなり、それによって発生 する音も小さくなります。 摺動部(特に軸受けの方)を自己潤滑性がある樹脂に交換すると、常にグリース を塗布している事と同じになり、効果的です。 自己潤滑性の樹脂は、フッ素樹脂や超高分子量ポリエチレンです。
音の原因は摺動部の摩擦音だと思います。摩擦音は荷重の開放時にスティッ クスリップなどの挙動を示すため,その振動で音が発生します。 影響因子は荷重(質量),摩擦係数,ばね定数(構造体の剛性)などです。 改善方法は摺動面の摩擦を低減することや荷重特性を変えることです。 叩き音ならばキーの速度が影響すると思います。摩擦は静摩擦から動摩擦に 移行すると急に低下します。その反動で結果的に高速で動作し,音の発生に 至っているのではないでしょうか?グリスを塗布で改善したの初動荷重が小 さくなったためだと思います。改善するためラバースイッチの撓み部の改造 と合わせて,キーの初動時の動作をスムーズにする(より低荷重で動作する) 方法はないでしょうか?
>>摺動部である側面に塗布 摺動面ですよね なんか言い回しが複雑なので 単純に接触抵抗が減ったからです 塗れないのであれば、公差をがばがばにすれば、いいです >>甲高い音がでます。 と書いてあるのでキーキーなってるのかと想像していますが クリック時終端のたたき音なら、グリスがショックアブソーバになってると思います (ねちょって動く感じ、終端になるとあふれたグリスが、クッションになっている)
お礼
どうもありがとうございます。 >単純に接触抵抗が減ったからです ですが、接触抵抗が減ると言うことは、押し戻り時の速度が増加する可能性が高く、速度が増すと、上下方向で当たる叩き音の場合余計に音量が増えるようにも思えますが、ちょっとそこがわかりません。
お礼
さっそくに、どうもありがとうございます。 >改善方法は摺動面の摩擦を低減すること ですが、音が出るのは上下方向すなわち、キーが完全に押し戻されたときに、 叩き音が出ます。 つまり、接触(ぶつかる)のは上下方向の移動後です。 ぶつかる部分に直接にグリスを塗るならば、その粘性のためにダンパー効果が得られ叩き音が小さくなるのは理解できるのですが、直接に接触(当たる)部分では無い、キー周囲の摺動面に塗って、なぜ消音効果が有るのかが?なのです。 それから荷重特性を変えるにはキーを押し戻すラバースイッチの撓み部を改造するしかないのでしょうか?