- ベストアンサー
金型費用の価格差についてのからくり
- 金属プレス品(spcc 1t)の見積を依頼したところ、金型代に2.5倍の差がでました。
- 金型に関しては素人で、単純に「おかしいと」か「製品単価が安い分金型で回収しているのでは」と思ってしまいます。
- 金型の価格差についてのからくりを教えてください。
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
金型を手配する側から一言 金型代は大きく2つの要素で値段が決まると思っています。 1.金型メーカーの状態(繁忙か暇か) 2.普段製作している金型の精度 仕様が極端ですが (1)1/100 精度の金型メーカーに±1.0 の仕様で金型を 見積りしても安くはならない (2)±1.0 のメーカーは、1/100 精度の物でも、安い見積りを 出してくるが、実際に精度が出ないので、物にならない。 製品の要求する品質により見極めが大事だと思います。どんな製品か判りませんがこれだけ差があると、金型の材質、精度に ? が出てきますので、一度、型メーカーを訪問して、過去の実績、設備等を調査してみたら如何でしょうか? 経験的には同レベルの金型メーカーの費用差は 50% 位かな?
その他の回答 (3)
金型の価格にはgyogoyさんがおっしゃってた他にもさまざまな要素があります。その一例として、 1.メンテナンスのしやすさ(重要な部分がインサート化されているか?アプローチがしやすいか等) 2.金型の剛性(板厚、ポストの太さ・本数など) 3.プレスへの段取りを考慮しているか? 4.耐寿命(材質、ブッシュ化など) 5.精度 6.生産性(ミス検、給油機構、排出機構など) 7.金型引渡し後のアフターフォロー 8.生産する製品に対する金型ノウハウ そのほかにも、細かいことはたくさんあります。 弊社での経験では他社の5倍位の型代になったことがありますが、やはり、安いところはそれなりです。生産段階になってトラブルだらけ。結局弊社で新型を起こしました。現在も1000万ショット以上打ってますが、トラブル無く生産しているようです。 金型は初期投資のため、価格差に敏感になりやすいですが、生産性も含めて検討する必要があります。型代半分、生産性も半分、メンテナンス周期も半分は結局高い買い物になってしまいます。 ただ、高いだけの金型もあるので、製作前、見積依頼する前に十分、打合せをする必要があります。打合せが十分無いままの型見積もりならば加田屋によっては2.5倍差は普通に差が出ます。同じ仕様での製作ならばやはりgyogyoさんの言われるように出ても50%くらいかなと思います。
お礼
ありがとうございます。 商談の参考にさせていただきます。
例えばブランドのかばんが20万円するとします。 ですが、同じようなかばんでも中国製ではいくらすると思いますか? 確かにネームバリュもあります。 しかしそれだけではありませんよね。 金型も同じです。 ウチでは金型の設計製作をしていますが、昔はよく言われていましたね。 同じ部品の金型の見積もりでウチのほうがよそより2倍高いと。 で、その金型を見るとそりゃそうでしょうと納得しましたね。 「ウチでは間違ってもこんな金型は作りません。 これで納得できるならば、どうぞそちらに出してください」と客先にいったものです。 案の定、トラブルだらけ。後はどうなったのやら・・。 「からくり」は金型を勉強しなければ、ここであれやこれや言っても理解できません。 がんばって勉強してみてください。(高いところの金型を勉強するのが一番の近道と思います。) 参考になれば幸いです。
お礼
大変参考になりました。 ありがとうございます。
「からくり」なんて言葉を使うのなら、安い見積りを出したメーカーに発注してみてください。「からくり」がわかると思いますよ。
お礼
ありがとうございます。
お礼
参考になるアドバイスありがとうございます。