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DC電源の入力周波数について
- DC電源の入力周波数とは何か?その意味と影響について
- 外れた周波数を入力するとDC電源の出力電圧に影響があるのか?
- DC電源の入力周波数に関する注意点とは?
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毎度JOです。 DC電源の入力周波数は、整流・平滑回路に影響が出ます、 1)周波数が低くなると、平滑回路のリップルが増えて出力電圧を維持出来なくなります 2)周波数が高くなると、整流素子が速度に追いつけず発熱、又 AC入力回路に挿入されたノイズフィルタが設計時の性能を維持出来なくなります、 追記 電源にトランスが使用されている場合、トランスの性能に左右される事になります。
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>これを書いてないと10MHz入れて「動作しない」なんて 極端な高周波はともかくとして、多くの場合メーカでの品質検査で使用する周波数は 50,60Hzの2つでしか検査しないからそれ以外の周波数では保証しないだけです 動作範囲10~100Hzとかにした場合は恐らく5~150Hz程度の周波数を 連続可変して印加する試験を行なわなければならないでしょう <単純に検査コストの増大 「70Hzを入れたけれど動作しない」 と、言うクレームが来たとしても ”それは保証外の使用です” でおしまい
みなさんがおっしゃっている通りです。 これを書いてないと10MHz入れて「動作しない」なんて クレームが来ますからね。
#1のご回答に追加して, コンデンサインプット整流回路の場合 入力周波数が高くなると入力力率が低下します。 つまりは,同じ出力電力の場合,入力電流の実効値が増加することを意味します。整流ダイオードばかりでなく,入力フィルタの温度上昇などが厳しくなります。 このような特性であることを十分考慮すれば,50Hzから400Hz程度の周波数範囲で設計することは可能です。 >その範囲を外れる周波数を入力すると、どうなるのでしょうか? 一般的な直流電源の場合,出力電圧を一定にする制御機能がついていますから,負荷が変動しても,入力電圧が変動しても,電源の周波数が変動しても,出力電圧を一定にするように「頑張って」しまいます。温度上昇が多少高くなる場合もありますが,そのつもりで測定しなければ気づきません。頑張りきれないときは,出力電圧が低下するとか,保護回路が働いて停止するなどのモードがありそうです。設計次第ですので,一般論として言うことは難しいと思います。 目に見えてわかりにくいかもしれませんが ,寿命が縮む方向になりそうですね。