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金型の成形機取付け方法についての質問
- 金型の成形機取付け方法について知りたい。ロケートリングを使わずに取付・位置出しできる方法はあるか?
- 異なるロケート径の成形機で金型の使い回しをしたい。他の方法を教えてほしい。
- 金型のサイズはバラバラで、幅(X,Y)のレンジは限られている。
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1.ロケートリングアダプタを使用。 →例えば、金型にはφ80のロケートリングを装備。a)内径φ80で外径φ100、b)内径φ100で外径 φ120の二つのアダプタを用意。これで、成形機側のロケート径3種類(φ80,100,120)に対応 できます。 2.ロケートリングではなく、ロケートピンを立てる。 →住◯の小型機等で見られます。 ただし、これが前提でない成形機では、成形機側の加工も必要なので現実的ではないと思います。 3.ロケートリング撤廃。 →型交換ごとにノズルとのタッチ面合わせが必要になるので能率が落ち、これまた現実的ではない です。操作/タッチ判定の熟練も必要。 材料メーカーに勤務しており、型交換を頻繁に行います。また、金型の大きさはまちまちで、数十年前の 金型ではロケートリングが無いものも有ります。 能率や互換性を考慮し、弊社では1の手法を採っています。(2のものは弊社に対象成形機が1台しか ないのでピン方式のままですが、ピンを紛失/破損しやすいという問題点が有ります。) 以上、ご参考まで。
ロケートリングは当初(45年前)いろいろ購入していた機械メーカー各社で異なって金型の移動の場合大変苦労しその後統一化しました。 4インチ(101.6mm)あり、100mm、125、150、175、200、大変でした。 どこでも自社で統一基準を定めたと思います。 Rリングを無しにすることはそれ以降の標準化で考えられた方法ですが、このためには取り付け板寸法を機械の機種(型締め力)別に統一することが必要です。 その上で芯だし機構と落下防止を兼ねた取り付け機構が必要になります。 二つの機能を無しにする構造はありえないのではないでしょうか。 どのような構造であるかは図面でしか説明できません。