※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:ランナーと成型品の重量比)
ランナーと成型品の重量比とは?
このQ&Aのポイント
成型品の重量とランナーの重量の理想的な比率はあるのか?
ランナー径を太くすると材料の浪費は多くなるが成型性が向上するのか?
成型品の金型設計には意図的なコスト無視があるのか?
プラスチック射出成形金型についてお伺いしたくお願い致します。
全くの専門外であり、質問自体が意味のある事かどうかも分からないのですが、成型品の重量とランナー(含むスプル)の重量との理想的な比率というものはあるのでしょうか?
現在私は中国東南部の玩具工場におるのですが、ここの成型品を見ると以前他の多くの工場で見たものと比べ異常にランナーの径が太いのです。スプル部とランナー部の重量は成型品重量の2.7倍ほどありました。成型品はダイキャストのミニカー内部に使用する小さなパーツで、8~10ヶの多数個取の金型が殆どです。成型機は海天というメーカーの88tと120t(新品)です。特にウィンドウ部などの透明ABSの場合はその傾向が強まります。
お聞きしたいのは、例えばランナー径を太くすると材料の浪費は多くなるが成型性が良くなり成型機の設定等が簡単になるのかどうか?と言う事であります。言い換えますと、コストを無視しても不良が出難い金型設計を意図的に行っている可能性があるのか?と言う事であります。それとも他に何か理由はあるのでしょうか?
成型品や成型機も見ずにご判断し難いとは思いますが何卒宜しくお願い致します。
お礼
ご回答頂き、有難う御座います。 この工場では金型を自社生産しており、成形部門とは隣同士ですので成形の情報等は十分に得ているはずです。実はいくつかご回答を頂いた後に金型部門のボスに直接理由を聞いた所、成形部門からの「バリの出難い金型」、との要求に沿った結果であるとの事でした。その後ネットでバリの原因を調べましたが、「圧力を弱くして成形する」と言う点では理に適っているのかな、と素人乍考えております。 外観要求はさほどシビアではないので、たつさんが仰る通り、「成形不良の対策が講じ易い金型」、が理由なのでしょう。 >成形機ならΦ3ランナー(鏡面磨き) これには驚きです。今丸型ランナーの径をノギスで測った所Φ6.8、透明ABSの台形ランナーは下部8.5、上部6.3ほどありました。やっぱし太いですね。因みにスプルのランナーと接続部はさらに太くΦ10.3、透明ですので根元に長さ10くらいの枝豆形の空気が見えます(大丈夫なのかな?)。 有難う御座いました。