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炭素鋼S45Cアズロールの機械的性質とは?
- 炭素鋼を熱処理した場合の機械的性質はJISに規定がありますが、圧延のままの機械的性質については規定がない可能性があります。
- S25C、S35C、S45Cなどの炭素鋼は圧延のままの機械的性質についての明確な規定はありませんが、一般的には炭素含有量の高いほど強度や硬さが高くなる傾向があります。
- 圧延のままの機械的性質を換算する方法はありませんが、炭素鋼の材料特性や応力ひずみ曲線を考慮することで、推定値を求めることは可能です。
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最新版でのJISには機械的性質は載っていません。勿論、AS ROLLも無いです S45Cを使えば強いだろうとか、SCMやSNC、SNCMを使えばさらに強度が大きいと 一般的には思われていているが熱処理しない生材では、却って弱いかも・・・ 『AS ROLL⇒圧延のまま→空冷と同じ≒焼ならしと殆ど変わらない×××汗』 問題は、焼ならし=Nolmalizingであり、これをして初めて素材の強さが発揮 される(参考URL)。AS ROLLでは材料は不均一組織であることがより問題です 以上から換算は意味がないと思う。しかし実際、私も生材でも使ったりします その時は、軟鋼と同程度の強度と計算します。さもなくば実物で試験しないと
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?機械システム設計便覧?には、以下の数値が出ています。 引張強さ ●焼きならし570~750 N/mm2 焼きなまし510~650 N/mm2 一方、新日鐵カタログ には、強度はないが硬さが(参考値程度に)表示されてます。 黒皮、酸洗 HRB100(Hv252)以下 焼鈍 HRB90 (Hv192)以下 (冷間圧延 Hv170以下 かたびき材 Hv170~260) 熱間圧延の工程は焼きならしと大差ないとして、●のデータを目安にして差し支えないと思います。高い方の値は採りにくいでしょうが、、、
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ありがとうございました 硬度○○以下とういうのがくせ者ですよね ○○以上なら使い勝手がいいのですが
確かにアズロールの材料が販売されていますが、これはユーザーで熱間 鍛造することを前提とした材料であって、そのままで使用するものでは ありません。 このため、その機械的性質については何の規定も、換算もありません。 焼入性の低い鋼種ですから、圧延完了後の冷却速度により組織も機械的 性質も大きく変化しているでしょう。板厚や部位によっても変化するこ とが予想されます。 基本的にはアズロールのままでの使用はお薦めできません。
お礼
軟鋼よりカーボン量が多ければ強度、硬度ともに軟鋼よりは上だと思うし、試験をしても軟鋼よりは良い結果がでるとは思いますが、規定がないので推定でしかないんですよね ありがとうございました
以下を確認下さい。例えば、S25C(N);焼ならし、S25C(A);焼なまし、 S25C(H);焼入れ焼き戻しの機械的性質です。 http://www.forming.co.jp/database/index.html の資料?素材データベース、・機械構造用炭素鋼鋼材、[材料特性]をクリック http://furuike.co.jp/composition[3].html
お礼
ありがとうございました
お礼
ありがとうございました 以前一度だけ圧延のままの丸鋼を試験に出したことがあります 結果は調質材と同等以上の強度でした あるメーカのカタログでも調質材と同等以上の結果が書かれているのを 見たことがあります 私はS20C-NとSS400の機械的性質が同等なので焼ならし材の機械的性質を準用していました でもやっぱり試験にだすか、軟鋼と同等の強度として設計するしかないようですね