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マシニングセンターの送りはどれくらいスムーズにいくのか?
- マシニングセンターのプログラムのブロックの先読みの数によって、送りのスムーズさが変わります。
- 20年前のマシニングセンターでは、先読みの数がどの程度のものだったのか気になります。
- 送りがスムーズにいく速度は、一ブロックが一ミリの直線をつないでいくようなプログラムの場合、どれくらいになるのでしょうか?
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NCの動作として ?NCデータの読み込み ?データの解釈 ?サーボユニットへの指令 ?サーボユニットからモータへの電圧の印加 ?レゾルバやスケールユニットからの情報の受け取り ?残りパルス量の監視を見ながら次のデータの要求ー>?へ これらの繰り返しになりますがこの中で一箇所でも処理の間に合わないところがあれば全体の動きに支障があります。 本質問では?のデータが十分な余裕をもって供給出来るか否かが問題になる。 具体的には次のデータが来ないと送り指令があっても行き先がわからないので機械は止まってしまいます。 すると機械は想定外の急減速で停止、急加速を繰り返す事態におちいり。 サーボユニットの能力一杯でテーブルや主軸を駆動することになり機械全体に大きな加速度がかかりアンカー(機械の土台への固定方法)によってはかなりの振動が起き踊りだす、ような事もあり得ます。 回答(4)の「サーボ系の遅れに伴いコーナーを曲がるとき工具通路と指令通路間に微小のずれが生じます」 はサーボ機器一般にあることですが、 ある重さを持った可動部を動かすのに限られた出力のモーターで動かすにはなにがしかの時間がかかるということ (止まってるものは急には動かせない、動いてるものは急には止まれない) ということでサーボには常に遅れがつき物です。 最近ではそのずれを見込んで制御する方法もありますが。最新のMCではこの辺も問題も解消されてるようですよ。牧野のV○○シリーズとか
補足の要請なので・・・ >送りを思いっきり遅くすればどんな制御装置でも・・・ 理屈から行けば、同時3軸制御の可能なNC装置であれば可能ですね。 ただし、送りを遅くする=回転を遅くする=使うエンドミルの選定という図式になるので、一概には言えないです。 また、古い制御装置が付いている=機械そのものも古い=機械の追従能力も疑問(摺動面の磨耗・ボールねじの磨耗等により)・・・です。
補足
ありがとうございます。 一刃当りの送りというのが工具によって適正値がきまっているから 送りを遅くすると、回転も連動して下げないといけないわけですね? 超鋼 工具で、もし送りも回転数もすごく遅くすると どのような問題点がでてくるのでしょうか?
ファナック6Mの黄色い説明書のP324からP327にコーナー部での工具通路について、サーボ系の遅れに伴いコーナーを曲がるとき工具通路と指令通路間に微小のずれが生じます、と説明があり直角に曲がる時に角が丸くなる説明があります、図と数式で説明が有りますが、私には理解できませんから他の方におねがいします、そこには 「理論的に精度内に入らない場合には指令速度が零になるまで次ブロックの指令を読まなくするためにドウエルの機能を使用して適当な時間停止させる必要があります」 つまり1ブロックごとに止めれば精度が落ちない意味でしょうけど小さいブロックが連続する加工だは実用的ではありませんね
補足
ありがとうございます。 >1ブロックごとに止めれば精度が落ちない意味でしょうけど小さいブロッ>クが連続する加工だは実用的ではありませんね このような場合は送りを思いっきり遅くすることで対処できないでしょうか? 送りが遅すぎると擦って工具磨耗が早かったりする場合がありますか? 送りが遅すぎる場合の時間以外の マイナスの要因はどのようなものがございますか?
はじめまして。 わが社の機械はFANUC-6Mの縦型NCフライスですが、3次元のプログラム(R5ボールエンドミル使用・ピックフィード0.1mm)で、送りがF300を越えるあたりから、加工面に影響が出始めます。 2次元の加工だと、やはり細かい曲線が連続しているような形状で追随がうまくいかない状態が発生するのはやはり、F300~F400位ですね。 ほかの皆さんがおっしゃってるように、機械のギクシャクが目視できる以前に加工面に影響が出始めます。どのくらいの送りで影響が出るのかは、機械の個体差があると思います。経験から見つけていくしかないでしょう。 FANUC-6Mではブロックの先読みは2ブロックです。
補足
ありがとうございます。 それではどんな制御装置でも送りを思いっきり遅くすれば、 3次元のプログラムでも加工面に影響をださずに動かせるのでしょうか? 教えていただきたいのですが、 マシニングセンターによる加工で 先読みのブロック能力が 影響してくる要素を すべて挙げるとどのような要素があるのでしょうか?
微少ブロックの送りでは先読みバッファにどれだけ遅れなくデータを補充出来るかが問題で、「20年程まえのマシニングセンター」って微妙ですね。 6Mで純正のリモートバッファがあればその容量に入る限りはかなり送れますけど、サーボが追いつく限り、かつ機械が踊りだすまで。 紙テープリーダーにサードパパーティー製IFを付けてるとか、 その辺の状況によっても変りますよ。 「理論的に計算」 接続されたIFで遅れる文字数と送り速度で消費されるデータとの関係なので、ブロックあたりの(一行の)文字数が少ないと有利ですが。 大半の場合機械系(サーボと機械可動部の慣性質量で決まります。 なので同じブロック数でも折れ曲がりの少ないデータでは比較的送りをあげる事が出来ますけど急な折れ曲がりの多いデータでは機械側の限界が極端な場合機械が踊りだす事も。
補足
ありがとうございます。 OSPの5000MGです。 先読みバッファというのは機械の中に入れたNCデータから一回読み込まれる データ量でしょうか? >サーボが追いつく >機械が踊りだす とはどのような意味でしょうか? >接続されたIFで遅れる文字数と送り速度で消費されるデータとの関係 機械にもうプログラムを入れている場合の 接続されたインターフェイスとはどのようなものを指すのでしょうか? >サーボと機械可動部の慣性質量で決まります すいません。私にはレベルが高くピンとこないのですが、 どのような意味なのでしょうか? 無知で申し訳ございません。
6Mのころなら、2ブロックの先読みだと記憶してます メモリー運転ではないですが 昔テストでDNCで0.1ピッチの3次元データをテストしたことがあります F800を越えると、機械がギクシャクしてきました(4800bps) メモリーならその3倍以上はいけるでしょう たぶん。
補足
ありがとうございます。 2ブロック先読みでも F800 以下では スムーズにいくんですか? 思ったよりもいけるんですね。 スムーズに行くかの計算は理論上 どのようにするのか教えて頂けませんか?
補足
ありがとうございます。 >本質問では?のデータが十分な余裕をもって供給出来るか否かが問題にな>る 今の機械がメーカーに聞いたところ ひとつのプログラムとしては 運転バッファ160メートル以内ということですが、 一度に動かせるプログラムの容量としてはそういう量だという 意味だと思いますが、 この運転バッファというのは機械の中のPCでいうHDD的なところに 入れこんでしまう容量でしょうか? >?NCデータの読み込み というのはこの運転バッファからすこしずつデータを読み込んで、 いくのでしょうか? PCでいうとメモリの中に読み込んでいくというような意味でしょうか? >?NCデータの読み込みというのを詳しくいうとどのような流れに なるのでしょうか? 教えていただけないでしょうか?