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回転数と送り速度を同じ比率であげるべき?ピッチは変える必要ある?初学者の質問
- 初学者がマシニングセンターについての質問をしています。工具の回転数と送り速度を同じ比率で上げるべきか、ピッチは変える必要があるのかについて教えてほしいとのことです。
- マシニングセンターの回転数と送り速度を同じ比率で上げる必要があるのか、ピッチは変える必要があるのかについて初学者が質問しています。
- マシニングセンターの回転数と送り速度について、初学者が同じ比率で上げるべきかどうか質問しています。また、ピッチも変える必要があるのかも知りたくて質問しています。
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言われるように、加工を早く終わらせたいときは回転数と送りを上げることですが、これではあとあと痛い目に会います。 使用されている工具の使用上限等を確認しなければなりません。 そうしないと、工具破損や機械損傷につながります。 最終的に加工を早くしたい場合は、加工方法や工具などを再検討することをお勧めします。 単純に条件を上げることはやめた方がいいですよ!
モノを早く上げようと、回転数を上げるとします. しかし、回転数を上げると切削速度も上がる事になります. 切削速度が上がると、刃物の消耗が早まり寿命が短くなります. 一説によれば切削速度(もしくは回転数)を2割上げると、 刃の寿命が半分になると言われます. つまり、刃の交換頻度が増えてしまうのです. 例えば、仮に1個あたり5分で上がっていて、 1時間に1回、刃を交換していたとします. これを回転を上げ、1個あたりが4分10秒で上がる様になったとしても、 刃の交換が30分に1回くらいになってしまうのです. スローアウェイ工具なら、チップの付け替えそのものは ものの数分で完了します. しかし、刃を交換した後は、寸法を調整しなければなりません. ものによっては、この作業で30分や1時間は軽く吹っ飛ぶ事もあります. 仮に、この作業に30分を要するとした場合、先の例では、 1個あたり5分で上げていた時は、この作業を含め1時間30分で12個、 3時間で24個上がっていたのが、 1個あたりを4分10秒に縮めたら7個を約30分で作っては 30分の交換作業、3時間で21個しか上がらなくなる事になります. しかも、刃物代は従来の倍ですね. 加工時間を縮めたつもりが、トータルでは逆に伸びてしまう. いやあ、奥が深いですね. さすがにここまで極端な例は稀でしょうが、 木を見て森を見ない様では、得られたハズの利益を取り損ね、 実質的には損をする事にもなります. 単品物の加工では、刃の寿命が半減したところで 大した影響が出ない事もあるでしょうが、 量産物の場合は、トータルで計算しなければなりません. 時には、サイクルタイムを短縮したいところを グっと堪える忍耐力も必要なんですね. 質問の本筋からは逸れますが、参考まで.
誰でも、最初は安易に、回転を上げた分送りも、と考えますが 多分、速く加工を速く終わらせたい気持ちは、わかりますが。 より早く工程を終わらせたいのであれば1工程1工程確実に終わらせて製品にしたほうが速いのではないでしょうか?
まず、マシニングセンターのPRGをよく見てください。 たとえばPRGに G94 とかいたあとにfがあれば 毎分送り(mm/min) G95 とかいてあとにfあれば 毎回転送り(mm/rev) です。 毎分送りの場合は、回転数を多くしようが、少なくしようが関係なくテーブル、Z軸は関係無く動きます。 つまり、毎分送りの場合は、fを変えないと早く工程を終わらすことできません しかし、毎回転送りの場合は fを変えなくても回転数Sを変化させると工程を早く終わらす事ができます。 という感じでいろいろあります。 あくまでも1例ですし、今までの回答の方が言っているように、それぞれ適材適所の切削条件があります。 私の使用方法は 毎分送り(G94)は主にフライス関係がベースで、旋盤関係はG95を使っています。各々特徴がありますので経験と勉強をする以外にありません 1点だけアドバイスをするならば、切削条件をやたらと変更するのは得策ではありません。製品の品質をどのように保証するのか等よく考えてから実行してください。 これを変化させると何が起きるのかよく考えて!! 工程を早くするなら ? エアカット(アプローチ)距離を極限まで短くする。 ? 同時動作をさせる。(ATC+テーブル旋回等) まず、マシニングセンタならば、設備の稼働状況をよくみてみてください。 多分加工時間は30%ぐらいでは・・・
回転数と送りに関してはそうただし仕事量が増えるので発熱などの対策はしないといけない >>ピッチなどは回転数上げる前と同じでよいのですか? ピッチと言うには取り量のコトですか? Zピッチと径方向のピッチ これが変わると切削長さが変わります これは、工具寿命にかかわるパラメーターです たとえば 溝幅 10 深さ10 の溝を削りたいと思います Z切り込み1mm の場合10回です z切り込み0.5mmにして加工条件を2倍以上にした場合 加工時間は短くなりますが 20回切り込むので 工具寿命は半分になります
>工具よって回転数・送り速度がある それを求める公式があります。 大元に切削速度と言う数値があって、これは工具の材質と被削材の材質、切削する深さなどの条件により、工具メーカーなどから提供されています。 この切削速度をVとしたとき、次の公式が適用されます。 V×1000÷π(円周率)÷D(工具の直径)=S(回転数)です。 同じ比率であげれば、確かにひとつの工程を早く終了することが可能でしょう、しかし、工具の寿命の問題などが発生してくるはずです。 ここに質問を載せる前に、図書館でも行って参考書のひとつも手に取るか、先輩社員やら、出入りの工具屋さんなどに聞いてみるとか、エンドミルのカタログでも見てみたらどうですか・・・ まあ、出来ないならやってみて覚えるのものひとつの手ですね・・・
お礼
回答ありがとうございます。 これからいろいろ勉強していきたいと思います。
お礼
なるほど。 工具寿命も考えないといけませんね。 まだまだ勉強不足です・・。 回答ありがとうございました。