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プレートの切り欠き加工部へのR指示について
- 機械設計者の悩み:プレートの切り欠き加工部はR指示かピン角か
- 物による?プレートの切り欠き加工部をR指示するかピン角にするかはケースバイケース
- プレートの切り欠き加工部へのR指示には明確な基準がない
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応力集中があるならRをつけるのは当たり前なので迷う事はないでしょうから Rをつけてもピン角でもどちらでも構わない場合にどうするかということでお答えすると 回答4さんの言われているように加工業者にお任せという手がもっとも経済的です。 Rかピン角か部品によっても、加工業者によっても違うはずです。 もっている加工機によって、Aの業者はピン角が安く、BはRが安いということもありえます。その加工業者が自社で出来ないと外注になるでしょうし。 図面にRは任意と指示します。 「Rつけないとダメですか?ピン角のほうが作りやすい」と加工業者からRについて問合せが来ることもあります。こちらから電話で指示する場合もあります。 いずれにしても加工業者との関係は些細なことでもお互いに電話等で確認できることが一番経済的にも納期的にも有利です。
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形状におけるRにするかピン角にするかは趣味の問題だと思います。製作面 からはコーナー部をキリモミ加工ならドリル半径のR,エンドミル加工なら 工具先端のRが残ります。レーザーや放電加工ならピン角に近い加工も可能 だと思います。コスト面で有利な形状を選ぶのが妥当です。一方疲労強度を 考えた場合,ピン角は応力集中しやすいのでできるだけ大きなRを設定した 方が望ましいことになります。断付軸やV溝,L加工部のRなど典型的な 形状に対する,切欠き感度については機械学会から疲れ強さの設計資料と して報告があります。設計上の安全係数の取りかたについては,この資料 または機械工学便覧にも記載されていますので参照下さい。
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ご回答ありがとうございます。 >コスト面で有利な形状を選ぶのが妥当です。 ここがとても難しくて・・・。 勉強不足なので、加工知識について勉強をしてみます。
基本は片側にRをつけておく 長いドリルといってる時点でorzなんですが 普通 隣の穴が開いている段取りをするのでその方向に対してRが付く 設計上つけない場合は横から加工したりしますがコスト面が高くなります ポケット形状だと放電orワイヤーなので目が飛び出ます 深さが10程度なら R5以下でも十分ですが深いと工具(エンドミルなどがありません) 大体深さ=2.5D程度 深さ10=2.5D Φ5のエンドミルで加工することはできます(加工者は嫌がるかもしれませんが) Rはでかいほど加工は楽なので大きい方が有利ですがR10以上だと、今度は、工具がなくなります 設計からの見方、角がピン角だとそこに応力が集中してしまうので 設計上悪いです Rにすると、応力が分散されるので、(0になるわけではない) ふつうは、Rをつけます Rは、大体 R3 R5 R10 となっていき5mm刻みです わからないときは(設計上べつになんRでもいいようなところは、最低必要なRを書き、現場に任せるのも手です)
お礼
ご回答ありがとうございます。 以下の2点が良く分かりません。 >基本は片側にRをつけておく >隣の穴が開いている段取りをするのでその方向に対してRが付く 段取りを少なくするために、一方向からの加工で済むようにするとのことでしょうか?
>自分の中にわずかな加工知識しかなく… 設計する方の多くが「部品を加工する機械」を想定して設計してると思います。 これは結果的にコストに跳ね返ってきますので、やはり本や工具カタログ、現場である程度加工機の工具知識学ぶべきかと。 よく教科書に載っているものだと、ボール盤、旋盤、フライス盤、ワイヤーカット、放電加工、マシニングセンタ(NCフライス)、平面研磨機 気をつけているのが下記のような感じです。(この程度ならどこかの本に載ってるかもしれないですね。) ・加工時、段替え(セット向き変更)が少ないように、また、加工時間が短いよう配慮する。 ・加工時、特殊工具が要らないに配慮する。 ・ワイヤーカットの場合、切り出し周長が短いように配慮する。 ・歩留まりが良い設計をする。 など 余計なお世話ですが、私は長方形のプレートから形状を取り出す形状自体が不経済(厚くなる程)と思ってますので出来るだけ控えてます。 応力集中に関しては便覧などに計算式がありますので参考にすると良いと思います。
お礼
加工知識については勉強しなければなりませんね。 ご回答ありがとうございました。
こんにちは。 そのL型プレートの用途によってコーナー部をRにするか、ピン角に するか決めれば良いのではないかと思います。 もし、別の部品等と組み合わせるのなら、その部品(或いは部位)の コーナー部に当たる部分が面取りされていればその面取り以下のR指 示でいいし、逆に当たる部分がピン角であれば、プレートのコーナー 部に逃げ穴を明ける必要もあるでしょう。 貴方の言うとおり、まさにケースバイケースになるので、他者に基準 があるかどうかを聞くべきことではないと思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。 質問の意図は設計ノウハウではなく加工についてのものでした。 説明が足りず申し訳ありません。
切り欠き部をエッジにすると応力集中し、2~3倍も応力が働く場合もあるし、 Rが無いナイフエッジならば理論的には応力が0?に近くても破壊は生じると 教わった気がします。多少なりとも応力が生じれば私は迷わずRで作図する 一般に現行で板材料はプラズマやレーザーカットが多いと思いますがレーザー ならば最小R≒0.5tくらいなら切れると思いますので、それを目安にしますね Rは大きい方が良いと思います。これは機械加工の段付軸だってそうでしょう
お礼
ご回答ありがとうございます。 質問の表現が適正ではありませんでしたが、 力学的な要素は無視しての質問でした。 レーザーは最小R≒0.5tなのですか? 板厚に関係なく、ピン角でもできると思ってました。 ちょっと調べてみます。
お礼
ご回答ありがとうございます。 >Aの業者はピン角が安く、BはRが安いということもありえます。 やはりそうなのでしょうね。 加工経験者に聞いても、なんとも言えない。的な回答しか得られず、 その割に上司には、いろいろ指摘されるのでいつも悩んでいました。 少しすっきりした気がします。ありがとうございました。