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ZDC2へのユニクロメッキ不良
- ZDC2にユニクロメッキ処理をしているのですがメッキのブツブツやムラ、剥離、変色がひどく、業者を呼んで問いただした所、ZDC2のダイキャストワーク形状が複雑で回転式?のメッキ処理ができずに吊り下げ式?の処理をしているとのことで、この方式を適用する限り時系列的にメッキ仕上げ面が劣化してくるとの弁明。
- 最終的には、うちでは無理なのでお宅でメッキ業者外注して下さいとの回答でした。また、異種形状品を1ケの金型で成型しているため湯ムラ?というのも顕著に発生しており、成型品の段階で面粗度にムラがあり、止むを得ないとの回答でした。
- 亜鉛合金にユニクロ処理というのは、それほど難しいのでしょうか?湯ムラというのも不可抗力なのでしょうか?業者の質の是非は別として、発生している事象に対する助言を頂ければ助かります。
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まず、文章から現象を推測しますが、あまり実力のあるメッキ屋ではないようですね。まず、亜鉛ダイキャストにメッキを施した時に起きる現象の代表的な不良はフクレですが、ブツブツは湯じわが原因の場合もありますが、製品全体的に出てるブツブツはメッキが原因です。メッキ業界では花咲きと言うらしい。。。。これはメッキ液の汚れや、電気メッキなら電流のかけ過ぎの過電流など明らかにメッキの問題です。ムラに関しては吊り下げ式(ひっかっけメッキと言う)の場合ひっかっけてる位置によりムラが出やすい為、端の方はダミーを使用するなど方法はあるようです。剥離はこれも原因がいつくか考えられますが、ダイキャストとメッキ層での剥離なのか、剥離した下にメッキ層があるのなら、明らかにメッキでの不具合だと思われます。 変色に関しては、ブツ同様メッキ液の問題か、電流、又は引っ掛け位置の問題があると思われます。 どちらにしても、生地の湯じわも原因の一つですが、湯じわだけではここまでの不良はでないと思います。 メッキ業者の転注をお勧めいたします。
鋳物のめっきが難しいのはクマ吉さんのご指摘どおりですが、 亜鉛ダイカストはアルミダイカストよりはずっと楽だという認識です。 例えば、亜鉛ダイカストにめっきをした建築金物はたくさん製造されています。 ご質問の中にある湯ムラというのは湯じわのことでしょうか? 深い湯じわがあれば、表面処理に非常に悪影響が出るだろうと思われます。 湯じわ対策は過去スレNo.2405の『亜鉛ダイカストのゆじわについて』に いくつかの回答がありますので、 これらを参考にダイカスト業者と対策を考えれてはどうでしょう。
お礼
助言ありがとうございます。 私も亜鉛ダイカストへのメッキというのは世間にたくさんあるので それほど難度の高い処理とは思っていませんでした いずれにしても、上でも触れた様に現状のダイカスト業者の対応が 良くないので、合わせて検討してみます。
亜鉛に限らず鋳物は素材欠陥が発生しやすいため、めっきよりも素材起因の不良が多いです。 おそらく、今回のトラブルも素材原因が多いのではないでしょうか。 そうなると、もはやめっきので素材不良をカバーするのは難しいので、成型業者もまじえ根本的に素材不良を減らすことを考えた方がいいと思います。 めっきしやすい素材を作る。どこまで、協力してくれるかですが... 素材不良品の表面を軽く研磨してめっきするという手もありますが、手間と労力ひいてはコストアップに繋がります。
お礼
ありがとうございます 素材と表面処理を含めてトータルで考え直すのも必要かもしれませんね 再度よく見直してみます
お礼
具体的な助言ありがとうございます。 基本的に難しい部類のメッキであることは認識しましたが プロのメッキ業者であれば、困難なりに対応するのが当然なのでしょうね ダイキャスト業者の対応もイマイチ気にいらないので 合わせて方向性を検討してみます ありがとうございました