• 締切済み
※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:亜鉛ダイキャストのメッキについて)

亜鉛ダイカストのメッキについて

このQ&Aのポイント
  • 亜鉛ダイカスト製品の表面処理に困っています。ホッッティアスさんからの回答によると、亜鉛はダイカストにとっては容易な材料ですが、フクレが出やすい特徴があります。
  • 指示することで不良を減らす方法はありますか?また、不良が発生した場合の負担はどのように分担されるのでしょうか?
  • 来週、メッキ屋さんに話を聞きに行きます。お知恵をお借りしたいです。

みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.1

はじめまして。 亜鉛金型を設計製作している者です。 あくまで参考までに書き込みさせて頂きます。 私共では、亜鉛金型を製作し、鋳造トライ時に、製品に問題は無いかどうか鋳造された製品を、よ~く観察します。観察しますと溶湯が製品部に流れ込んだ時に、どういう流れで充填されるかが分かります。フクレや湯皺の発生する位置により、湯流れの悪い場所がわかります。時には断面を切断したりして、製品の肉内部に巣(空洞や空気の巻き込み)が無いか確かめ、金型を修正して良品が確実に取れる金型に仕上げます。量産前に問題を解決しておかないと、量産後に不良を出した時の責任問題になるので、一番神経を遣います。 また量産出来る金型になったとして、量産試作として、まとまった数(5000個とか)を製品の最終工程まで仕上げ、製品に不良が無いか確認し、良ければ量産に入ります。 >ホッッティアスさんに「ダイカストにとって亜鉛は容易な材料ですがフクレが出やすいのが特徴です。いずれにしろ、素地の断面を観察すれば、湯皺やフクレが素地に起因するかの判断はつくと思います。」との回答を頂きました。< と書かれていましたが、まさにその通りだと思います。「素地に問題=金型に問題」と私は思います。製品に湯皺やフクレが鋳造後の後加工(下地処理、塗装、メッキなど)によって発生するのは、素地自体に空気を内包していて、鋳造時には良品に見える製品も、後加工時、熱を加えるなどの外的要因で膨張し、表面に出てきてしまうと思われます。鋳造時に空気を巻き込んで製品内部に残ると言う事は、鋳造時の金型の製品部に流れ込むゲートの位置や幅や厚みや向き、及びオーバーフロー(湯溜り)やガス抜きの位置が、適切では無いと思われます。湯皺もゲートの位置によって大きく影響します。時には金型の冷却方法や金型温度に起因する場合もあります。私共の金型で鋳造した製品をメッキする時に、フクレなどの現象はよくあり、ゲートやその他の問題を修正する事によって、歩留まりの良い金型に仕上げて行きます。他にも原因がありますが、大抵の場合ゲート位置などの変更で改善されます。 ただし、ゲートに付いたままの製品があれば一番原因が分かり易い(湯流れと言う意味で)のですが、金型の製品ゲートの位置や形状などは、金型屋のノウハウで、機密事項にしている会社も少なくありません。ゲート付きの製品が無ければ、ゲートを取り除いて跡が残っている製品でも分かります。私共でもランナーゲートの形状は独自で試行錯誤を繰り返す日々を送っています。 一概にこれが原因だと断言できませんが、あくまで参考例としてご理解いただければ幸いです。 長々と書いてしまい、ごめんなさい。

noname#230358
質問者

お礼

丁寧な書き込みをいただき有り難うございました。また、お礼の返事が大変遅くなりまして申し訳ありませんでした。 かなり長くなりますが、その後の経過の推移をご報告いたします。 9月にダイカスト屋、メッキ屋、バレル屋、発注者(当社)の4社で会議をいたしました。 問題点としては、 ?ふくれの割合があまりにも多い(ひどい時は半分以上、以前はこれほどは出なかったのですが)。 ?湯皺、製品の肌荒れの顕著なロットがある。 ?肌荒れの範囲を超えるような削れや傷の入ったものが(ロットによってはほぼ全て)出ることがある。 ?メッキの曇りがでる。 以上の4点です。かなり長いこと話し合いをした結果、とりあえず以下の対処をするという事となりました。 ?について、(ダイカスト屋の言うには)型のメンテナンスをおこなったので、少なくなると思う。バレルをかけてからメッキをするまでの時間を短くする。 ?について、湯皺は、ある程度の割合で出るのはしかたない。 製品の肌荒れは型のメンテナンスをおこなったので、少なくなると思う。 ?明らかに肉眼で判る物なので、鋳造した時の肉眼検査をキチンとしてもらうことにより解消されるはず。 ?メッキ屋さんに注意してもらう。出てしまった時はしかたないので、クロ-ムを剥いでイブシ加工の製品にまわす。 ということで、経過を見ようと言うこととなりました。が・・・。 その後、ダイカスト屋がさっぱり仕事をしてくれないのです。 製品は、当社のオリジナルのものと、他社の請負のものがあるのですが、どちらの分も(他社の分はかなり厳しい契約を結んでいるので、納期に間に合わなければかなりの違約金を請求される可能性がある。当社の分もすでに顧客にたいしてかなりの迷惑をかけている)メンテナンスを入れた後の試作分が先日一度上がってきただけしか入ってこないのです。どんなにせかしてもだめなのです。 今のダイカスト屋は、はっきり言って信頼して仕事を任せれられない状態です。 かなり困っています。そして、急いでいます。 新しいダイカスト屋さんを探しています。 現行の型は仕方がないので、引き続き今のダイカスト屋に打ってもらうしかないのですが、新たに型をおこして、新規で(できれば鋳造から鍍金までしてもらえると有難いのですが)やってくれるところを探しています。 いま、長野県にあるメッキ屋さんに探してもらっているところなのですが、なかなか話が進展しません。 当社は山梨県にありますので、東京~長野、もしくは関東一円で、相談できるところは在りませんでしょうか? Keyakiparksさん(この書き込みを見た方で、心当たりのある方も含めまして)が、関東一円であれば、いちど相談に乗っていただければと思うのですが。もしくは、そうでなければ、その付近で信頼できるダイカスト屋さんを紹介してもらえると助かるのですが、いかがなものでしょうか。 お礼が遅くなってからの、さらに図々しいお願いではありますが、相談に乗っていただけると助かります。 よろしくお願いいたします。