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旋盤のチップ選びについて
- 旋盤のチップの形状や選び方について
- 菱形・三角・四角などのチップ形状の用途と選び方
- 汎用旋盤での外形加工に適したチップの選び方
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こんにちは。 私は荒削りにはCNMG1204**を、仕上げにはTNGG1604**を使っています。 汎用旋盤ならほとんどの外径加工はこれらで済ませることが出来ますし、どちらも比較的安めの値段で売られていますのでお奨めです。
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基本は 粗加工~中仕上げ:先端80度のC***(菱形)またはW***(これはコーナ数が多いのでお勧め) 中仕上げ~仕上げ:先端60度のT*** 先端55度のD*** (形状に合わせて決めれば良いです) 長尺の外径なら丸駒で送りを上げる方法も良いですね またC、T、Wなどは各社ノーズRの後にワイパーと称する若干のストレートを 設けた物を出しています 仕上げ時に送りを上げても粗度を維持できるという物です
お礼
初心者には分かりやすくて助かります。 チップの使い分けの参考にさせていただきます。
ども、旋盤屋をやっております。 形状の選び方は、皆さんがおっしゃっていlことで、間違いないと思います。 しかし、チップを使うにはホルダーを揃えなくてはいけませんので、 うちでは、経済性と汎用性からTN○○16040○(三角)に統一して、 一種類のホルダーで、加工に合ったチップを使い分けるようにしています。 どうしても必要な形状のチップも確かにありますが、 使わないチップが引き出しに溢れかえるなんてことも考えられます、 それに、ホルダー自体ある意味消耗品ですので、種類は絞り込んでおく方が良いように思えます。
お礼
回答ありがとう御座います。なるほど、目からうろこの回答です。 そういうやり方もあるんですね。
メーカーや工具屋さんに相談すれば、丁寧に説明してくれますよ。 実際の図面を見せれば、必要最低限の物や仕上がり自慢の物など、 オススメプランを教えてくれると思います。忙しくなければ(笑)。 基本的なことですが刃先角度とノーズRで加工可能形状は規定されます。 (刃先程度の幅の刃先角度より小さい角度の切り込みは不可能) (使用チップのノーズR以下の公差指定の入隅は加工不可能) 刃先角が広い方が剛性が高いです。 (小さなチップ、峡角なチップは重切削に不適切) 刃先角が狭い方が切削抵抗が低いです。 (切削範囲・接触面積が少なければ当然抵抗は少ない) チップブレーカ形状、スクイ角、表面のコーティングにも 当然それぞれに売り・向き不向きがあります。 (切粉を繋げて一定角度で排出したい・切粉は細分化したい) (材料に適した切削条件を得たい・刃先をもたせたい) (切削抵抗を低減し加工面精度を良くしたい・切削効率を上げたい) 中にはどちらでもいいような物、個人的な好みの分かれるところもあります。 それらは実際に経験してみるのが一番ですね。 違いが分からない時はメーカーや値段で選びます。 経験者が身近にいたり、練習する環境が許せば、手で研いでみるといいですよ。 多種多様なチップの有難味も分かりますし、市販のチップでは学べない 形状による切れ味の良し悪しや、切粉を自在に操る技術も身につきます。
お礼
本当はいろいろ自分でバイトは研いだほうが勉強になるのでしょうね、 それはこれから出来る人に聞きながら、少しずつやってみようと思います。 ありがとうございました。
簡単に刃先の角度だけで説明します 外形をただ引くだけならどれでも出来ますが 刃先の角度が多き方が強度がよいですので条件があげられます マイナス傾斜の面取り(研磨ヌスミ)を加工する場合にはそれなりの 鋭角な刃物が必要になります バイトの横切れはが3度でチップが60度なら27度より大きい角度のヌスミが加工出来ないということです 端面を引く場合には角度が大きいものを選択します カタログのバイトのコーナーをご覧ください おそらく加工のスタイルが」図解されていますよ
お礼
回答ありがとう御座います。旋盤初心者なものですから参考になります。 回答から察するに、ワークの形状によりますが、加工中に加工形状ごとにチップを取り替えながら進めて行くものなのですか?(とりあえず、外形加工ということで)
簡単ですが使い分け説明します 菱形は部品精度を要求するワークに使用 切削抵抗が少ない(低寿命) 三角 主に内径加工に使用する 四角 主に粗引き及び精度を要求しないワークに使用する(高寿命)、まずはこんなところから 入ってみては 如何でしょうか?
お礼
回答ありがとう御座います。pitiさんのご意見は初心者からすると分かりやすく参考にさせていただきます。いろいろ試してみようと思います。
お礼
回答ありがとう御座います。これからカタログを調べてみます。