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位置度についての工程能力困惑
- 製品ブラケットの穴位置について、座標値と位置度の工程能力指数を知りたい。
- 図面上の座標値とマルM公差付きの位置度について工程能力指数を求める方法を教えて欲しい。
- 取引先からの工程能力調査依頼に対し、製品ブラケットの穴位置の工程能力指数について困惑しています。
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回答が遅くなり申し訳ありません まずは、マルMがどこを指示しているかですが 対象となる穴を指示しているとして話を進めます 穴の径を30個以上サンプル測定して平均値と標準偏差を算出してください サンプルは1ロットではなく、可能な限り多くのロットから抽出してください 量産中の製品なら、仕掛、中間、終了品を出来るだけ長期間の中から抽出してください 平均値-標準偏差の3倍は穴の規格の下限値を満足していますか 平均値+標準偏差の3倍は穴の規格の上限値を満足していますか この条件が満足しているなら 規格の下限値-(平均値-標準偏差の3倍)の値を位置度の公差値に 合算してください
最初に用語の説明(定義)をさせていただきます 図面上の座標値:これが工程能力を求めるときの中央値になります 位置度の指示値:これが工程能力を求めるときの規格幅となります マルM公差:これは穴の大きさが公差上の上限付近か下限付近かなどの条件により位置度の指示値を加減することを許すことです 穴の大きさと、穴の位置の関係は統計的に無相関ですので、統計的な議論(工程能力指数など)は出来ません 答えになりますが 位置度で指示された穴位置の工程能力指数は、座標値と位置度の公差値の2つの情報があって、算出が可能になります 単独では工程能力指数が求まりません マルMは工程能力の算定に寄与しません ただし、マルMの対象が穴径で、穴加工時にφ12-0、+0.3でφ12.1のドリルで加工して公差内を実現できる場合で、φ12.1を下回らない場合は、公差幅を0.1増やして工程能力の計算が出来ます
お礼
回答ありがとうございます。 もう少しお付き合い下さい。 ダイカスト製品で穴にバラツキがある場合は、単純に統計的な計算値を位置度の公差幅にプラスする事は出来ないのでしょうか? 出来る限り公差幅を広げたいので、悪あがきと思われるかもしれませんが、ご回答よろしくおねがいします。
自信ないですが、他の方の回答きっかけになればよいかと思いつつ回答します。 それぞれというか、基準側の最大の時マルMとなると思いますが求めることは可能だと思います。 実質は、基準側が公差範囲内であればマルMの幅よりも広い場合が発生します。 下記にらしき説明があります。 http://www.necel.com/pkg/ja/jissou/2/2_3/2_3_1/index.html
お礼
らしき説明読ませていただきましたが、工程能力指数の話しが、私には見つけ出す事ができませんでした。すみません ご回答ありがとうございました。
お礼
解りやすいご回答ありがとうございます。 勉強になりました。 今後の管理に生かしていきたいと思います。 また、困った事があったら相談に乗ってください。よろしくお願いします! 本当にありがとうございました!!