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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:日立金属SLD-MAGICの経時変寸について)
日立金属SLD-MAGICの経時変寸について
このQ&Aのポイント
- SLD-MAGICを使用されている方で、経時変寸について見識がありましたら、ご教授願えないでしょうか。
- ノウハウもあってあまり細かい数値まで結構ですが、どのような方向性でやるといい等、お聞かせ願えればと思います。
- 細かい部分になると実際にやってみるしかないんでしょうね。
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noname#230359
回答No.1
高温(500-530'C)焼もどし処理後のSLD-MAGICの「経年変寸」は、SKD11とほぼ同等で、8%Cr鋼(SLD8,DC53)に比し変寸率は約50%小さくなります。(カタログ参照)例えば、焼入れ:1030'C.焼もどし:520'Cの場合、6ケ月後の経年変寸率は、SLD8の0.024%にたいして、S-MAGIC、SKD11は0.012-0.013%程度です。 これらの経年変寸を抑制する方法としては、高温焼きもどし処理後に400'Cに加熱する、いわゆる「安定化処理」をお奨めします。経年変寸の防止策として、サブゼロ処理、高温焼きもどしのくり返しが知られておりますが、処理効果が不安定、処理工数の増加などの問題があり得策ではありません。「安定化処理」に関しては、大同特殊鋼から詳細な技術資料が出されております。念のため申し添えます。 以上。
お礼
回答ありがとうございます。 SLD8、SLD-MAGIC、DC53ともカタログは入手しております。 また、SLD-MAGIC、DC53につきましては、メーカー及び代理店から詳細な技術資料も入手済みです。 ただ、SLD8で経時変寸でトラブった時にメーカーの技術者との打合せのなかで、サブゼロや安定化処理をするより、3回目の焼き戻しを行い残留オーステナイトを減らす方向で処理したものが、一番経時変寸が少なかった経験と、 カタログデータより実際の経時変寸が大きかったものですから・・・・ 質問を締め切るにあたり、改めて、回答ありがとうございました。 メーカーと相談し、条件を決めて行きたいと思います。