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材料が1つしか使えない場合の精度の出し方について
- 使える材料が1つしかない場合、要求どおりの精度を出すのは難しいですか?
- 材料が1つしか使えない場合の加工の流れはどのようになりますか?
- 長さ方向と径方向の加工方法について詳しく教えてください。
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はじめまして。私もよく単品物製作で材料が一つしか無いプレッシャーに潰れそうになります。 私の回答が役に立つか分かりませんが、質問者様の言うと通り端面方向の補正は紙を使うやり方でよろしいと思います。私も良くやります。 径方向の補正は、ある程度削り代を残して、一度測定し、補正を入れます。チャックより製品を取り外して測定する前に、1~3番までのチャックの位置を製品にマジックで印を付け、また、だいたいの掴み代の位置も印を付けます。 加工中にチャックより製品を外し、再度掴み直すと芯ぶれが起きるので、なるべく、その影響を少なくする為チャックの掴み位置を外す前と同じにするためです。削り代もなるべく多く残します。 補正を入れたら、マジックで印を付けた位置にチャックを合わせ製品を掴み、再度、削る前にピックゲージで芯ぶれを一度チェックして下さい。 端面方向の補正をもう一度紙を使い入れ直します。 こんな回答しか出来なくてすみません。頑張って下さい。
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こんばんは 旋盤で加工する金型がどのような形状なのか分かりませんが、 失敗できない場合は・・・。 ※要求公差±0.02程度 1.図面をよく確認 2.現物の加工するであろう部位を2種類(あるいは2点)の測定具で測定→記録。 3.追い込み加工が必要なら必要最小の切粉を出す。 ※切削できない微量なら、切削以外の方法でやった方が安心です。 4.そのまま岩魚内さんが言われるように段差を測定→記録 5.期待(図面)寸法に対して残りいくつなのか、記録した数値を電卓で計算し記録、その数値を基に逆算して元の数値になるか検算する。 6.加工代が適切なのかを考慮しながら仕上げ加工する。 7.外すなりして加工結果を測定具で確認する。 ※3~6は必要以外止めないで連続でやる(出来るだけ短時間)とよいです。 従って >径方向は、ある程度の削り代を残して一度削ってみて、測定後に補正するというやり方になるのでしょうか? は 自分で測定→加工代有無確認→必要時まず軽く切削→測定→調整加工→ 測定になるかと思います。 がんばって下さい。
お礼
軽く削って測定でいいんですね。分かりました。ありがとうございます。
基本的には追い込みですよね。 ワークが一つでも取代はあるはづなので粗取りから何回かに分けて途中計測しながら補正を0.1詰めたら0.9小さくなったから0.11小さくしてみようとか、 どうしょうもなく取り代も無いような場合は新品の工具で出来るだけ被害のなさそうなところから始めて0.01単位で補正を狭めていくとか、マジックを塗って目視で確認するとか場合によっては半田を盛っておくとか。 アロンアルファでアルミの小片を付けておくとか。工具に自信が無い時にはワークの隣に捨てワークを固定してプログラムに捨てワークを一周する、例えば10mm■にしてワークと一緒に書加工して10mmを計測しながら追い込む。
お礼
>マジックを塗って目視で確認するとか場合によっては半田を盛っておくとか。 アロンアルファでアルミの小片を付けておくとか。工具に自信が無い時にはワークの隣に捨てワークを固定してプログラムに捨てワークを一周する、例えば10mm■にしてワークと一緒に書加工して10mmを計測しながら追い込む。 いろんなテクニックがあるんですね。勉強になります。マジックでやる人って多いんですね。自分も今度やってみます。ありがとうございました。
型修正に限って言えば,うちのNCで使うのは 0.05程度まで マジックセンターみたいなの 0.01以下 てこ式ダイヤル+リングゲージとか こんな感じです 実際の型で使うのは,精度的な問題からダイヤルだけですが
長さ方向はワークを0.1か0.2厚くしておき、エンドミルを回転させてあてています。あたったらもう一度0.001刻みであてています。刃具を多く使うとあてた場所だらけになりあてていないところが少なくなっています。 一番最後に、あてた面を削って完成です。
加工手順を自分でイメージできるようにすることが先決でしょう。 技能検定の実技の課題なんかで、手順を学んでください。 >長さ方向は、紙を使って、バイトを当てて、紙の厚さ分だけ補正する は、あまり良い方法ではないです。接近性の悪いフライス盤では、大まかなゼロ合わせとしてやる方法ですが、、、旋盤の技能検定ではまず有り得ないでしょう。 ゼロ点は削って作ります。 >既に仕上がっていて、(右端)端面を削れない、しかし長さ方向を削る必要 長さを修正する - 左側の肩を削るのですね。予め削り量を測定して、肩が削れる瞬間から必要量を削れば良いのではないですか? それと研削作業では、あと1~2ミクロンだけ削りたいというとき、マジックを塗って、色が落ちだしたら5ミクロン手前と判断して、後は色の落ち具合と研削目の入り方、火花の量で判断して止める・・・こんなテクニックがあります。 1~2ミクロンとなると、機械のドリフトがあって、送りの目盛りだけでは追えません。 旋削ではそこまで追えませんが、やはり削れ始めから、あといくらと見当つけるのがテクニックのように思います。 それで不安なら、機中での測定を入れることです。 >材料を外して測定した後、再度取り付けて補正という流れでしょうか? 元の木阿弥になりますね。機中測定を工夫してください。 最初の削り量の測定が確かなら、全長から測定しなくとも、削りを途中で止めてその段差を測ることで修正が出来ます。
お礼
>削りを途中で止めてその段差を測ることで修正が出来ます。 多少削ってみて、測定するやり方がいいんですね。わかりました。ありがとうございます。
補足
質問の意図が伝わってなかったみたいですね。 上の質問の意図としては、金型などを削る場合は、形は既にできているので、少ししか削らないような場合を想定しています。例えば、端面を削れない場合(仕上がってて削ってはダメな場合)は、当然削ることができないので、紙で補正はありだと思うのですが、他にいい方法はありますか?また、削れるとした場合で、測定器がチャックの爪と干渉して測定が不可能な場合、材料を外して測定した後、再度取り付けて補正という流れでしょうか?ただ、この場合、爪に段がついている場合は、位置がずれずに再度固定できますが、貫通している場合は問題があると思います。
「追い込んでいく」 の一言でしょう。
お礼
>径方向の補正は、ある程度削り代を残して、一度測定し、補正を入れます。チャックより製品を取り外して測定する前に、1~3番までのチャックの位置を製品にマジックで印を付け、また、だいたいの掴み代の位置も印を付けます。 チャックから外す時は、印をつけて外せばいいんですね。なるほど~。計方向の削りは、少し削って測定を入れるやり方がいいんですね。よく分かりました。ありがとうございます。