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金属同士の摩擦によるスパーク
- 金属同士の摩擦によるスパークが生じ、製品が黒く焦げてしまう問題が発生しています。
- 非鉄金属の素材メーカーが製品の輸送時に擦れによるスパークを回避する方法を探しています。
- 1本1本梱包することがコスト的に難しい状況で、効果的な対策方法を知りたいです。
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これは金属業界でよくある不具合です。 おそらくガルバニック腐食が原因でしょう。 簡単な対策は金属間に電解溶液を存在させないことです。 水分等が付着したままの状態や湿度の高い場所で腐食は起きやすいのです。 十分な乾燥状態に保持することだけでも防食の効果は得られます。
「製品が黒く焦げてしまい」の現象が今ひとつ明確になっていないように感じます。どの程度の範囲か,焦げ物質は何か分析されたでしょうか?本当に「擦れてスパーク」しているのでしょうか?ご質問の内容を多少補ってみると,「摩擦によって静電気が発生し,製品間の絶縁耐力を超えてスパークが発生する」のようになると思います。スパークが発生するには,製品相互間が絶縁状態であることが必要条件です。数本でまとめて梱包しているのであれば,製品相互は電気的に接触しているように思えますが,絶縁性能が付与されているのでしょうか?例えば,製品間に薄葉紙を挟んで梱包しているとか,製品表面に酸化被膜がついているなどの状態ではありませんか。 静電気が焦げの原因であれば,製品間に電気的な接触を確保すれば不具合はなくなります。静電気でないとすれば,相互に動かないように梱包すれば宜しいかと思いますが如何でしょうか? どちらかと言えば,強電に近い仕事を仕事をしています。この分野では,電気化学的な現象を「スパーク」と表現されることを勉強しました。有難うございます。
お礼
御礼遅くなって大変申し訳ございません。年末年始パソコンを使えなったもので。。 補足、アドバイスありがとうございます。 製品間に薄紙は挟んでいませんが・・・酸化皮膜はついているかもしれません、除去はしているのですが残っている可能性はあります。 製品間に電気的な接触を確保するというのは具体的にどのような状態でしょうか? 質問ばかりで申し訳ございません。
>製品と製品が擦れてスパークして製品が黒く焦げてしまい これから同じ金属同士を擦った場合には「焼き付き」という現象を生じ易い これは主として潤滑材が切れた時とか、高荷重が生じた場合に起こりますが これに似ている気がする。試験的に参考url中のシリコンスプレーなどを試し 実験してみたら如何でしょうか?防錆と焼き付き防止を兼ねた良い方法かも と思いますがスプレーメーカーならより多くの情報を持っていることでしょう スパークとあるが、実際にそうなったのを確認したのでしょうか? 問題が生じた際に原因を安易に決めることで当事者としてはひとまづ 安心できるが、真の原因から遠ざかってしまうこともありますから注意
お礼
御礼遅くなって大変申し訳ございません。年末年始パソコンを使えなったもので。。 アドバイス有難うございます。潤滑スプレーとのことですが、製品にスプレーを吹きかけると、スプレー内の化学物質が環境規制に引っかかる可能性があるということで社内的に却下されました。。弊社は調べもしないで出来ない可能性ばかり挙げてしまう悪い癖があるみたいで。。。 スパークしている瞬間は確認したことはありません。。発生後の品物は見たことがあるのですが、直径3?位の黒点がありました。。まずは正式な原因から特定することが先決かもしれませんね。
このような物を取り扱っている物ではないですが、数本を導電または帯電防止のシートや袋で包んでしまう方法はどうでしょう。 導体でシールドすれば、静電遮蔽されるので、静電気影響は防げます。 なお、海外の色付(ピンク系が多いですが)シートやエアキャップの場合、粗悪品があって帯電防止効果が怪しい物があるので、現品を見極めて確認されるのが良いと思います。 参考まで
お礼
御礼遅くなって大変申し訳ございません。年末年始パソコンを使えなったもので。。 アドバイス有難うございます。帯電防止シートですが・・・社内で検討はしたのですが・・・現状でも全ての品物が発生しているわけではなく、出荷した品物の数%が発生しているので、帯電シートを毎回使用する方がコストがかかるという理由で却下されてしまいました。。メーカーとしては有り得ないと思うのですが。。
電蝕とは、「電気化学的腐蝕」の略。 二種の異なる金属が同時に電解質溶液に接触したとき、金属間の電位差によりイオン化 傾向の強い金属から弱い金属に電子が移動、電荷を失った金属原子がイオンとして溶液中 に溶け出すことで金属が腐食する現象を言う。 <小生も、水冷の冷却装置で経験。3年程度で孔が明き、不具合となりました> なので、 “製品と製品が擦れてスパークして製品が黒く焦げてしまい”と異なると思います。 冬場に“パッチ!!”とくる静電気??伸銅がコンデンサーとなって蓄電しているのでは? 湿度や季節と、発生頻度でも、確認ができませんか? 小生は電気屋になりたかった機械屋なので、電気屋さんの見解が聞きたいです。
お礼
御礼遅くなって大変申し訳ございません。年末年始パソコンを使えなったもので。。 私もインターネットで調べたのですが、電蝕とはそういうことみたいですね・・・。私の業界では『製品と製品が擦れてスパークして製品が黒く焦げてしまう』=『電蝕』ということで一般化しているので・・・驚いています。 確かに、 『後の先、アフターユー』のおっしゃるとおり、冬場・乾燥している時には発生する確率が高いです。
アルミ形材を扱っていますがこのような例を経験しています。 スパークあるいは電蝕と言う不良名を使います。 国内だけではなく輸出梱包した船便でも発生することがあります。 原因はよくわかりませんが輸送中に形材同士が擦れると発生します。 もしかしたら梱包資材の摩擦による帯電の影響かもしれません。 対策としては材料同士が接触しないように緩衝材を入れ、緩まないように 鉄バンド等で確実に結束することです。 緩衝材は全面に入れる必要はありません。輸送時に材料を接触させないことがポイントです。
お礼
御礼遅くなって大変申し訳ございません。年末年始パソコンを使えなったもので。。 アドバイスありがとうございます。ただ・・・伸銅の場合は簡易梱包が常で輸送時に材料と材料と接触させないようにさせるという概念がないのです。 kagaさんのおっしゃるようにすればベストだと思うのですが・・・
金属同士の摩擦によるスパークが、よく理解できません。 ただ、スパークは、摩擦による帯電が原因と文面から推測できます。 効果的なアースを取れば、問題は解決すると考えます。
お礼
アドバイスありがとうございます。 ご指摘の通り輸送上の揺れで製品同士が擦れ、摩擦で静電気が発生するのが原因だと思います。それにより、製品が焦げて黒くなってしまうのが現状です。 効果的なアースというのは・・・どういった方法でしょうか? 質問ばかりですいません。
お礼
御礼遅くなって大変申し訳ございません。年末年始パソコンを使えなったもので。。 アドバイスありがとうございます。電解溶液は存在してないと思うのですが・・・。製造に水分は使用していませんし、湿度に関しても・・・外気と同等だと思います。 一般的に使われる『電蝕』とは違うような気がします。紛らわしい質問をしてすいませんでした。