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アルミのポケット加工における深い形状の問題と解決方法
- アルミ製品のポケット加工を縦型マシニングセンタで行いたいが、深い形状のため切り粉が溜まり刃物が折れてしまう問題がある。
- 中心にΦ30程の穴を貫通させているが、バイスのつかみ代の関係で製品とバイスの隙間が10mmしかなく切子が掃けない。
- 加工したいポケットの寸法は90(H)×50×100で、R8のヌスミがあるが、穴開けや切削液の使用が制限されているため困っている。
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クーラントについて、アドバイス致します。 ◆推奨品は、BlaserSwisslube社のVasco1000MD。 ?植物油ベースなので、潤滑性が抜群。 ?エマルジョン粒子が細かいので浸透度が強い。 ?細かい油粒子に添加剤を溶解させている。・・・・二重の効果 ⇒ 絶大。 ?Phが低いので作業者に優しい。 ?アルミ・亜鉛・銅に対して腐食が無い。 ?航空機メーカーの認証を受けている。・・・・信頼度。 ※残念ながら、上記メーカーに敵う社・製品は存在してません。時折、比較データを簡便な数値を並べて売り込みに来る社が有りますが、今一、データに信頼性が薄いと思ってます。 <あくまでの私見での発言と、実体験でのコメントです。>
下に出すのが無理なら上に切削液を出来るだけ沢山勢い良く掛けます。切削条件は回転を早く送りはゆっくり出来るだけ切子の重さわ軽くして巻き上がるようにして排出します。アルミは特に軽いので落とすより巻き上げたほうがいいです。MCならスプラッシュガードが付いてますよね。切削液を目いっぱい掛けます二本あったらちょっと狙いをずらして渦を巻くようにすると効果的です。
切削油に灯油を混ぜたらかなり溶着がましになりますよ、アルミ加工しかしないためできることですが、水溶性の話です。
バイスの口金は交換できませんか? 交換出来るなら高い物に交換することで下の隙間は増やせます。 少しは切粉がはけるようになるかもしれません。 また、製品自体の大きさは不明ですが、可能であればバイスを2個使用して把握することでφ30の下をフリーにしてしまうとかどうでしょう。
こんにちは。 ちょっとしたアイディアを提案します。 もし、バイスに切り子カバーが付いていて、その切り子カバーを外すことによって、製品下にスペースができるようなら、カバーを外してしまいます。 ダメなら、一段加工するごとにエアブローするようにサブを組んで、ループするプログラムにします。 エアブローする前に、ドゥエルを入れて切削水が掃けるまで待つようにします。 時間はかかりますが、高価な刃物を折ってしまうよりは安上がりだと思います。
お礼
口金のほうは交換できないタイプみたいです。ボルトとか見えていないので。 バイスを2個使用はうまくいくかもしれません。一度試してみます。