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ボールネジ機構の垂直使用時にワークが落下するか?
- ボールネジ機構を垂直方向に使用した場合、ワークは落下しない可能性があります。
- ボールネジ機構のロボシリンダの取説には、ブレーキ解除後の垂直使用ではワークが自然落下するとの記載があります。
- しかし、具体的な状況によってはワークが落下しない場合もあります。
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回答(7)さんのいわれる「回り止め機構」と言うのがイメージできない ので、なんですが。 モータとボールねじが直結であれば、何らかのバランス取り機構を 設けないと確実に落下します。ボールねじのリードによっては「あっ」 っと言う間に落ちます。 減速機がついている場合は、減速比によります。 移動部の自重・負荷を含めてねじ軸をまわすモーメントがどのくらい 発生するかとモータ軸をまわすのに必要なトルクのバランスでしょう。 でも、私の経験の範囲で言うと「数十:1」位なら落ちます。
ボールネジって、早い話がベアリングです 摩擦抵抗はほとんどないです。 内輪がネジになっているだけの違いかと。
以前の失敗談をお話します。製作した機械の垂直方向のボールネジがNC電源がOFFになった時に降下することがありました。ボールネジのサイズ、リード、垂直方向の重量によりますがボールネジの転動体がボールと言うこともあり抵抗が少ないこともあって下降します。対策として減速機にウォームギヤとウォームホイルによるセルフロック機構を採用しました。ところがウォームギヤの選定で2条ギヤを選んだことでギヤのリード角が大きくなり降下してしまったのです。相当なオーバーウェイトだったのですね。1条ギヤに変更して降下を抑えることが出来ましたが、安全のためにウォームギヤ軸に電磁ブレーキを取り付けています。ボールネジ単体を縦にしてみてください。ナットが回り始めて降下すると思います。防塵シール装着品は多少のシール抵抗で降下しない場合もありますが、ちょっと力を加えればナットは回転します。
回り止め機構があって、モータに減速機が付いていたら まず落下しないと思いますが…
回答(4)さんに捕捉させていただきます。 バランスの方式には、スペース、構造の問題がありますが定出力スプリングの「コンストン」(商品名)を代表とするスプリング・バランスがあります。 なお、感覚的に云々とのことですが、種種の機械を見、あるいは機構学の本を読んで、その感覚を至急入れ替えて下さい。将来、とんでもない事故を引き起こし兼ねません。老婆心まで。
この性質を利用したタップ加工ユニットが 以前市販されていました 軸推力を回転力に変換する機構 普通のねじと違い摩擦力が低いために起きる 現象です 因みにタップユニットは現在販売されておりません
カウンタウエイトが無ければほぼ9割以上は落下すると思う >ブレーキ以外でワークを保持する方法ってないんでしょうか。 >もし知っていたら教えてください。 ブレーキモータを使うよりも安価な方法を探し出すのは困難と思う 高価な順 1 カウンタウエイト 2 エアバランサ 3 ワイヤ式バランサ(電気ドライバとかを吊るすヤツ) 4 モータ別置ブレーキ 5 ブレーキモータ 番外 落下防止ストッパシリンダ <横からエアシリンダを出してストッパにする 本来、上記の対策してもなお落下する恐れがあるので2重安全装置として 設置する <これ単独で使うことは普通は無い
実物を手にしたらよく解ります.お試しあれ
落下します。ボールねじは摩擦が非常に少なく効率が高い為、逆もありで。垂直に力を加えるとねじ、又はナットが回転しますのでサーボやブレーキが解除されるとモーターが回転します。
感覚的には、自重で落下するような気がします。
お礼
そ、そうですか。。 ブレーキ以外でワークを保持する方法ってないんでしょうか。 もし知っていたら教えてください。