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環境調和型の切削油についての質問
- FUCHS製の動植物性・切削油についての質問です。
- 環境対策や消防法対策として、塩素フリーや硫黄フリーの切削油への切り替えに取り組んでいる方の意見や経験をお聞かせください。
- ウワサ話でも構いませんので、ご意見をお待ちしています。
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ランニングテストは順調なようですね。 高額商品ですし性能も良いですね(笑)。 銅タンの着色や、電極性能に支障なしなど、有用な情報を教えて頂き、ありがとうございます。
汎用機では、植物油を使う事があります。 切削でも塑性加工でも、鉱物油や合成油に遜色ない場合もあり、時には優れていることもあるようです。 火災対策の設備があるのでしたら、最悪を想定しながらも色々と試行の余地がありますよね。 通常加工時ワークの熱変化、油剤の発火点と引火点を確認し、吐出量を最初は多目で実験できますね。 個人的な企み、思いつきですが… 発火点が低めで材料との相性は悪くない油剤の場合、油剤を冷却する回路を付加する。 放電加工のように液中で加工する。 …というのはどうでしょうか?
当社でも夜間火災等の問題があり水溶性に 切り替えました。 どうしても油性でないと加工に影響がある物は エアーミストにて行っています。これは外付け のタイプです(機械内蔵型もありますが) どうしても油性の物を使用しなければいけないのなら このような逃げ道もあります。 MCの穴の仕上も大丈夫ですね。当社は現在は MC・NCは全て水溶性です。 与太話ですみません。
お礼
ありがとうございます。 過去の資料を見ると、ずっと以前に水溶性を検討した時期があったようです。 当時の判断は『加工面粗さに問題有り』でした。それが社内では定説となってしまい、火災対策として?筐体は全閉型(スプラッシュガード)とする。?自動消火装置の設置。という現在の形態になっているようです。 本質的には、MQLや水溶性切削油を検討するのが順当でしょうね。反省です。
消防法対策、環境対策で本来であれば油性を使うところを水溶性でやっております 最近はメジャーになってきたBラザーBスコ1000です。 バイオタイプであるために注意点があります 1.他のクーラント、防腐剤などを混入させてはならない。 2.濃度管理を厳密にする必要がある。 3.浮上油、スラッジなどの除去をまめにやる必要ようがある。 4.希釈は専用ミキサーを使った方が良い液になる。 5.他からの切り替え時はタンクはもちろん、配管内部、カバー内部まで掃除しなければならない。 他のクーラントでも同じような事はしなければなりませんがよりシビアです。
お礼
早速のご助言に感謝いたします。 水溶性は検討していませんでした。旧来の常識にとらわれ、動粘度と濡れ性から無理ではないかと思いこんでいました。 まずは、ワーク(銅タン)の耐食性評価から始めたいと思います。 タンク設計も検討しなければ。。。
お礼
レスありがとうございます。 植物油の例が少ないからどうこうといった色眼鏡で見るのはそろそろヤメにしようと思います。 大手メーカで商品として成立している以上、一定水準以上のスペックであると考えるのが適当ですね。 ここらで、ランニングテストの中間報告をします。 メリット: 油特有のいやなにおいがしない ミスト発生が少ない→油の補給サイクルが5倍以上 加工面に遜色ない 4類3石の5倍の保有量が得られる(消防法) デメリット: 価格が約4倍 銅電極表面に着色が発生 (硫化物が添加されていないため、多少酸化するようであるが、後工程の放電加工には影響しない様だ) こんなところでしょうか。 とにかくイヤな臭いがしないことから、現場受けはかなり良いようです。 全面切り替えの方向です。 なお、私はフックスの回し者でも、同社から袖の下をもらっているわけでもありませんので。。。(笑)