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簡易検査具と計測機器の違いと使用基準について
- 機械加工品の品質管理において、簡易検査具と計測機器の使用方法と差について説明します。
- 簡易検査具は外径測定に使用され、鉄の平板に取り付けられたダイヤルゲージを使用します。一方、計測機器はマイクロメーターを使用し、高精度な測定が可能です。
- 簡易検査具と計測機器の差がどの程度なら簡易検査具を使用してもよいかについて、JISなどの規定は明確には存在していません。適切な判断は検査員の経験と能力に依存します。
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私も差は認められないと思います。 簡易検査具についてウチの例を紹介します。(±0.03はちょっと苦しいかもしれませんが、、、) 検査を『測定作業』とはせず、『合否判定作業』に置き換えます。 (例)になぞらえて具体的には、 まず、Φ25.015±0.01とΦ24.985±0.01のリングゲージを製作します。 ラインでは小さいゲージに入らず、大きなゲージは通るものだけを『合格』とします。これで充分に規格を満足した良品であることを判別できます。 ゲージは適切な頻度で適切な測定器を用いて管理するのは言うまでもありません。 ちなみに実際にはΦ5.0±0.05の穴をピンゲージ(1本を半分から細くし、段付きの栓ゲージの様な形状です)を用いて『合否判定』しています。 工夫次第で楽ができると思います。ご参考の一助にでもなれば。。。 要は規格公差よりもライン内の自主管理幅をタイトにしてみようという発想です。ラインからボトムアップで改善提案されると最高ですよね。
基本的には誤差は認められません。 然し、測定器によって測定値に差が有るので考え方として、「ユーザー(顧客、後工程などのこと)が測定値としてどの様な期待値を望んでいるのかを確実に把握すること」が重要で此れに合致した測定値を追求する事が大事です。 お尋ねの場合で言えば、各々の測定圧力と測定器の指示値の確かさに差が有りますので測定値に誤差が生ずるのは当然でのことで、測定器差があっても、検査員が使用しているマイクロメータがユーザーが要求する測定値と一致していることが判明していればダイヤルゲージの測定値に補正を加減すれば良い事に為ります。 実用上はこの様に為さっていると思いますが、前提として検査員の測定値がユーザーの期待値と合致していなければ為らないと言う事です。
お礼
早速、大変参考になる意見を頂き感謝しています。ありがとうございます。
お礼
回答頂き感謝しております。 測定ではなく、合否判定ですね。なるほど、測定しなくても合否判定 で管理すれば管理しやすいですよね。参考になりました。 ありがとうございます。