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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:無電解ニッケルめっき/めっき厚について)

無電解ニッケルめっきの厚さについて

このQ&Aのポイント
  • 無電解ニッケルめっきで厚さ100μm弱程度のめっきが可能かどうか知りたいです。
  • 被めっき物は切削加工後の純鉄です。
  • めっき可能な場合、均一性に欠けたり時間がかかるなどの問題があるかもしれません。

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noname#230359
noname#230359
回答No.3

無電解ニッケルリンメッキ100μm、可能です。 鉄は触媒金属なのでメッキは可能ですが、メッキ厚が増すと鉄の上にメッキではなくニッケルメッキの上にメッキすることなので工程管理が非常に難しいです。 基材は徹底的に洗浄する; 洗浄によってメッキ不具合を極小にする、メッキスタートムラを少なくする。 始めたら最後までつきっきりで温度や液組成管理を行う; ニッケルリンメッキは乾燥すると不活性になるので反応しません。合コンがあるから続きは明日、なんて論外です。 メッキスピードは7~20μm/Hrでコントロール可能ですが、早すぎても遅すぎても駄目。使用しているメッキ液の特性に応じたスピードや管理方法があるので、いい条件を見つける以外ないでしょう。 でも純鉄にメッキすることのほうが興味ありますね。何に使うんでしょうね。

noname#230358
質問者

お礼

丁寧な回答ありがとうございました。 投入時の基材状態管理は勿論のこと、 適切なめっき液管理が重要となりそうですね。 とりあえず現段階では、客先からの要望による試作見積もり段階です。 コスト面の問題も大きそうなので、十分に実験/検証を重ねた上で 結論を出していきたいと思います。 ※ちなみに純鉄にNiPめっきすることに関しては、  担当者によると磁性に関係しているようです。  また、NiPめっきはめっき後に熱処理工程を  通し、硬度も確保するようですので、  被めっき体保護の役割もあるかも知れません。

その他の回答 (2)

noname#230359
noname#230359
回答No.2

無電解ニッケルメッキで100ミクロンは可能です。 メッキ膜厚の測定は処理品で行う場合とテストピースを 使用するなどして行います。 問題点としてはやはり時間とコストの問題 メッキスピードが 1時間当たり13~15ミクロンで約7時間ぐらいかかりますので 金額的に高くなります。適切に処理すれば均一性は問題ないと思います。 一番の問題点は処理品の材質です。純鉄はかなり難しいです。 又 メッキ膜のの密着性がどうなるかやってみないとわかりません。 一度だけテストで行ったことが(120ミクロン)ありますが  たいへん苦労した記憶があります。

noname#230358
質問者

お礼

純鉄は比較的、無電解NiPめっきが容易な材質かと思っていました。 やはり他には時間&コスト部分が問題となってくるのですね。 この点については、実験を重ねた後社内でもじっくり吟味していきたいと 思います。 また何かありましたら、宜しくお願いします。 ありがとうございました。

noname#230359
noname#230359
回答No.1

めっきメーカーさんからの回答が寄せられる前にお願いしている立場からの経験を・・・。 以前13μm~20μm程度の製品を普段から付き合いのある 無電解めっき専門メーカーさんにお願いしたところ、 他のめっき品と条件が合わせられないとの事で断られました。 十分1バレル分以上はある数量でしたがダメでした。 又、以前15μmで設定されていた製品が有った(打ち切りで捨てられずに残っていた)ので試しに膜厚を計ったところせいぜい8μm程度でした。 この製品は直接専門の無電解ニッケルメーカーと取引していない時、他のめっきメーカーさん経由でつけていたものでした。 無電解ニッケルの厚膜に対しての結論は、 ?専門メーカーさんは出来ないと言う。 ?他を経由すると見積もりは帰ってくる。(見積もりが来るという事は出来ると判断。) 良い教訓でした。ご参考までに・・・。

noname#230358
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 厚膜めっきは可能そうではあるが、それなりの問題も生じ、 困難であるということですね。 今後、めっきメーカーさんとの打合せも予定しておりますので 戴いたアドバイスを参考にさせていただきたいと思います。 回答ありがとうございます。 厚膜めっきは可能そうではあるが、それなりの問題も生じ、 困難であるということですね。 今後、めっきメーカーさんとの打合せも予定しておりますので 戴いたアドバイスを参考にさせていただきたいと思います。

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