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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:固溶化熱処理とは?)
固溶化熱処理とは?
このQ&Aのポイント
- 固溶化熱処理とは、材料を固溶体にするための熱処理のことです。
- SUS304に固溶化熱処理すると、材料の組織が均一化し、強度や耐食性が向上します。
- 固溶化熱処理は、金属材料の品質向上や特性改善に利用されています。
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noname#230359
回答No.1
まず、固溶体とは、固体が固体中に溶けているものという風に捕らえてください。 ただ、固体と固体ですので、なかなか一様に溶けてはくれません。ある分子が結晶と結晶とのスキマに偏り、材料の組織としてそこが欠陥となってしまいます。 そこで、組織を均一化するために熱処理を行うのです。 鉄鋼材料の焼入れですと、800℃台で行うのですが、ステンレス鋼を「固溶化熱処理」する時は1000℃以上かけます。また、通常焼きいれ後は焼き戻しをしますが、ステンレスを固溶化熱処理する時は急冷します。 ステンレス鋼ですと、素材として入手する段階ですでに固溶化熱処理されています。おそらく、固溶化熱処理をしていないと材料として使い物にならないのでしょう。
お礼
分かりやすい説明ありがとうございます。またひとつ勉強になりました。