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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:ダクトの風量計算)

ダクトの風量計算について

このQ&Aのポイント
  • 初めてのダクトの風量計算に困っています。構造はパッケージ内に換気ファンを設置し、入気側・排気側とも複数箇所折れ曲がったダクトです。
  • 計算方法として、ダクトの管路抵抗を計算し、全管路の圧力損失の合算値をファンの圧力-風量線図から求め、ダクトの風量としています。
  • 疑問点は、ファンの圧力-風量線図に入気側の管路損失を加えて良いのかということです。また、入気側の管路損失が風量に与える影響についても考えています。早急に解決したいです。

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noname#230359
noname#230359
回答No.2

 前回の回答の補足です。参考になればと考え送ります。  気体でも液体でも,流体が管内を流れることによって,必ず圧力損失があります。ファンなど流体機械では,吸込側でも吐出し側でも条件は同一で,その圧力損失は,主に,管内壁での摩擦損失,管径変化による拡大損失及び縮小損失,エルボなどの継手損失などの総和になります。  ここで,単純化して,ダクト長さを10mの直管としそれを水平に設置し,特定の風量での圧力について考えてみます。仮に,1m当たりの圧力損失を5kPa,ファン単独の発生圧力Pfを100kPa,入気側のダクト入口圧力P1=0kPaとして,?ファンをダクト入口に設置,?ファンをダクト中間に設置,?ファンをダクト出口に設置した場合それぞれについて考えます。 ?;P2=P1-Pi+Pf-Pd=0-0+100-5x10=50 ?;P2=P1-Pi+Pf-Pd=0-5x5+100-5x5=50 ?;P2=P1-Pi+Pf-Pd=0-5x10+100-0=50 となり,ファンをダクト中のどこに設置しても,排気側ダクト出口圧力P2は同一です。  参考として,ファン吸込圧力(ファン直前の圧力)をPs及びファン吐出し圧力(ファン直後の圧力)をPeは,次のようになります。 ?;Ps=P1-Pi=0-0=0,Pe=Ps+Pf=0+100=100 ?;Ps=P1-Pi=0-25=-25,Pe=Ps+Pf=-25+100=75 ?;Ps=P1-Pi=0-50=-50,Pe=Ps+Pf=-50+100=50 となり,ファンの設置場所によって,吸込圧力Ps及び吐出圧力Peが変わります。

noname#230358
質問者

お礼

 私の場合Peの変化に目がいって、Psの変化を把握していなかったということが分かりました。  決められたダクトの経路に同じ能力のファンを取り付けるのに、取付場所で風量が変わるのはおかしいとは思っていたのですが、迷ってしまいました。  丁寧なご説明ありがとうございました。

その他の回答 (1)

noname#230359
noname#230359
回答No.1

 結論からいうと,「ファンの圧力-風量線図に入気側の管路損失もそのまま加えます」。  次のように考えると分かりやすいと思います。 1) 入気側ダクトの入口圧力:P1(ダクト入口前の圧力)は,ファンの設置場所によって変わらない。 2) 排気側ダクトの出口圧力:P2(ダクト出口後の圧力)は,ファンの設置場所によって変わらない。 3) 「ファンの圧力-風量線図」は,ファンの直前と直後の圧力差と風量の関係を示している。したがって,ファン単独で発生できる圧力と風量の関係を示している。ここで,特定の風量におけるファン単独の圧力をPf,入気側の圧力損失をPi,排気側の圧力損失をPdとすると,P2=P1-Pi+Pf-Pd=(P1+Pf)-(Pi+Pd)の関係になる。 4) 例えば,ファンをダクト入口に設置すれば,Pi=0であり,ダクト出口に設置すれば,Pd=0となる。しかし,ダクト形状・寸法が同一であるので,圧力損失の総和(Pi+Pd)は一定である。また,設置場所及びファンは同一であるので,(P1+Pf)も一定である。

noname#230358
質問者

お礼

 早々の回答ありがとうございます。疑問点が解消され助かりました。(設計的には甘い期待が無くなり厳しいのですが(^^;)  ファンから先は管路損失が抵抗になるのはイメージしやすいのですが、ファンの前はファンによって発生した負圧に大気が流れ込む(=大気が押し込む)イメージが合ったため、出口側に比べファンの風量減に与える影響が少ないのでは?と思ってしまいました。  詳しいことは後で勉強してみます。ありがとうございました。

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