ジェクタパンチの横穴について。

質問

当方、プレス金型設計の初心者のため、教えて頂きたいことがあります。
質問はジェクタパンチの側面に明ける穴についてです。
この穴は、パンチに挿入するジェクタピンのつば部が引っかかるあたりに、側面から空けられています。
用途は、再研摩のときにジェクタピンを押し下げ、この穴にピンを挿入することでピンが下がった状態を保持し、ピンと刃先を同時に研摩するためのものと伺っております。
これにより、研摩後でもジェクタピンの突き出し量を一定に保てることと、わざわざジェクタピンを抜き取る手間を省けるため、必要なもの教育されました。
さて、ここで質問です。
私は、この穴は絶対に必要なものと教育されたため、ジェクタパンチ全てに適用しておりました。
しかし、ユーザからは８割程度の確立でこの穴は必要無いと言われます。
実際、この穴を利用することが少ないのであれば、わざわざ設計と加工工数を増やす必要がないと思います。
そこで、皆様はこの穴を使っているのか、参考までに教えて下さい。

回答No.1

noname#230359

こんにちわ。
結論から言うと、ジェクタピン用の横穴は弊社では使っていません。
それは・・・
　再研磨の際に、横穴にピンを差し込むと云うことはストリッパを
　外して研磨することになりますよね。
　そうすると、細いパンチはびびってしまいます。
　びびりを防止する為にストリッパを取り付けた状態で再研磨をす
　るのが一般的と思います。
　それで、パンチに横穴は要らない・・・となります。
　それから、ワイヤーカットでパンチを造る場合に横穴を細穴放電
　で明けることになり、大変ですよね、コストが。

お礼

ご回答有難う御座いました。
sikさま以外でも、同じような意見、違う意見ありましたら投稿頂ければ幸いです。
多くの意見を参考にさせて頂きたく考えます。