新品のドリルビットの使用について

質問

アルミの切削(薄板等）でニューマチックドリルを使用しているのですが、今日作業中にドリルビットに曲がりが生じたため新しいドリルビットを卸しました。
ところが、芯ぶれはほとんど無いと思うのですが、どうしても真円の穴があかず、三角形に近い穴になってしまいました。切削中もビビリが生じます。それが一本ではなく何本もそういう結果になってしまいました。
あたらしいドリルを使用する場合には何か事前に手を加える必要があるのでしょうか？たとえば刃先の研磨等。どなたかアドバイスをお願いします。
ちなみに今回の作業ではアルミ合金2117を切削。ドリルビットは3mmのものを使用してました。

回答No.1

noname#230359

基本的な事ですが、切削速度、送り速度は適正でしょうか。
切削油剤等は使用されていますか。
被削材とドリルは直角でしょうか。
ドリルの芯がずれていなくても被削材の固定が不安定ではないですか。

刃先の研磨としては、シンニングと先端角の調整が有効です。

余談ですが、刃数n（1以外）のドリルの穴形状は、n+1角形に近くなります。
真円に近付けるためには、ボーリングバーのように1枚刃で仕上げるか、リーマのように刃数の多いもので仕上げるかです。

お礼

ありがとうございます。
現在いろいろと研究中なのですが、なかなかうまくいきません。やはりビット自体に若干の曲がりがあるのかとも思います。保管中の不良かどうかはわかりませんが。
　ご質問にあった切削速度と送り量は計算してますので正しいと思います。また直角度ですが、ニューマチックドリルですとなにぶん手で持っているため傾くこともあるかもしれません。十分注意して作業してますが。ボール盤で作業しても同じような現象でした。
　切削材の固定もしっかりしてますが、切削油は使用してません。大体1mm以内、もしくは1から2mmの材料のためそのまま開けてます。
　また刃数の話は参考になりました。知りませんでした。もうしばらくいろいろ試したいと思います。ありがとうございました。