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質問:NC作業時の作業者やトラブル対策について
- NC稼動中には作業者が機械についているのか、加工時間の長い時やリピート品の場合はどうなるのかについて質問です。
- 無駄な動きを避けるためにどのような工夫がされているのかについても知りたいです。
- また、刃物の折れやトラブルが発生した場合、機械は非常停止するのかについても質問させてください。
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yuji_h さんこんにちは。 NC稼動中でオペレ-タが機械に付く必要がありそうなのは 1,新採用工具のデ-タ-取りをしている。 2,コストダウンの為に加工を観察し無駄をチェックする。 3,工具,加工方法が悪く切粉が工具等に巻き付いたりして除去する。 4,NC精度だけで精度が出ないときに計測,補正する。 5,例えばタップ用のオイルの自動設備が無くて手付けする。 6,新規プログラムのバグ取り。加工条件設定。 等でしょうか3,4,5,は努力すれば無くせます。 これら以外はオペレ-タが機械に着く必要はありませんし 着けては行けません!他の作業に付けましょう。 例えばチャ-ジが10000円/hrの機械で人件費が3000円としたら 着いていれば10000円ですが 着かなければ7000円になります。もちろん他の作業で売り上げができます。 >終夜運転中刃物が折れたり、何らかのトラブルが発生した場合機械は非常停止するのでしょうか? これは工具の寿命を予め決めておき加工時間が足らないようでしたら予備の工具をマガジンに入れておきます。 機械NCに回数,時間で設定し自動で切り替えます。 自動工具長測定(破損検出可)なる物もあり工具の全長をタッチセンサ-で計測し設定した基準より短いと破損している判断をし予備工具に切り換えます。 予備工具が無くなってしまった時はそのパレットを排出し次のパレットを呼び込み加工開始します。 これらは予防ですが予期せぬ破損があったときは主軸のロ-ドを設定しておけばアラ-ムとなり加工ストップする事もできます。 ただし小径の工具でロ-ド設定が出来ない場合もありますので完全では有りません。 普段の工具寿命把握が重要です。 以上全て購入時にオプション選定する必要がありますし 全ての機械メ-カが準備出来るわけでは有りませんのでご確認下さい。
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NC稼動中は、必ずしも作業者がついている必要はありませんし、むしろ付かなくても良いようにしたほうがいいでしょうね。 加工時間が長いものや、リピート品はなおさらです。 加工中チェックが必要な加工がある場合は、プログラム中に、M0等のストップコードを入れておいてその加工の時だけ作業者付くようにしたほうが効率がいいと思うます。 夜間運転時は、機械に特殊な仕様を追加していない場合、刃物が折れただけでは機械は止まりませんし、クーラントが油性の場合、火災の危険がありますので、かなり注意が必要です。 がんばって下さい。
初めまして >NC稼動中は、必ず作業者は機械についているもの >なのでしょうか? NCって、人では無理がある、あるは出来難い、 また同じ事の繰り返しを機械にやらせる方法の一つ ですから、機械に正確に教えて(命令を与える)そ の全ての内容が期待通りに動いている事の確認すれ ば付いている必要はないですね。 >また、終夜運転中などで刃物が折れたり、何らかの >トラブルが発生した場合機械は非常停止するのでし >ょうか? 予想されるトラブルに対して各々検知出来るよ うなシステムになっていれば機械は決められた事を やりますが、標準以外は費用がプラスされます。
M/Cなどの自動機は基本的に無人運転をどうして長時間させるか・・が損益の分かれ目になります。 その為には、予備工具交換機能、工具破損検知機能、自動電源断などのオプションを機械導入時に設定すると共に、できればパレットマガジンや最低でもパレットチェンジャーは欲しいですね。 私どもでは700時間/月の無人運転をやっていますよ
稼働中は付いている必要は有りません。 その時間で、検査や、バリ取り、段取りの用意をしておけば良いんじゃ無いでしょうか。 また、最終運転などで、刃物が磨耗してきて切れなくなってくると折れる可能性が有る場合は、2本以上用意しておき、ある稼働時間でスペアの刃物に変わるようにプログラムしておけば安心じゃないでしょうか? ご参考まで。
お礼
ご回答くださいました皆様、大変参考になりました。 今後とも宜しくお願い致します。