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DC53の最適工具とは?
- DC53をフライスで削るための最適なチップを探しています。
- ISOの型番でSDKN1504に当たるチップを探しています。
- また、DC53とSKD11の違いについても知りたいです。
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金型加工をしています。 DC53はSKD11よりも削りやすいですが、熱処理変寸が大きく 寸法調整に手間取ってしまいます。削りやすいSKD11派生鋼 なら日立金属が出しているARK1などがよろしいかと思いま す。
DC53についてmbsさんコメントに補足 カタログ的には SKD11より被切削性、被研削性に優れ、工具寿命、加工工数で有利 高温焼き戻しによりワイヤーカットの割れ、歪み防止に有利 と、なってます。 >DC53はSKD11の快削鋼であると思っています 加工側としてはこの認識で良いと思います。 >50*130*250のブロックの全長が1?焼入れで伸びたことが DC53の熱処理寸法変化率のデータは手元に無いのですが SKD11で大きくて0.1%ぐらいです 250×0.1%=0.25ですので、1mmというのはちょっと大きいですね。焼き入れ条件が不適切であった可能性があります。 ちなみに520℃の焼き戻し条件での寸法変化率は0.05%以下だと思います。
毎度。材料的にはmdsさんの回答がありますので割愛します。工具的には超硬合金M種(UTi20T)で加工は可能です。また寿命を向上させるにはPVDコーティングをする事が良いでしょう。またコスト的にはサーメット(NX4545)も良いと思います。では。。。
始めましてアルミの加工屋でする 今はアルミ加工を85%ぐらいやっておりますが 以前はDC53を丸材角材とも加工して焼入れ研磨を行っておりました。 DC53はSKD11よりも靭性、強度に優れた汎用冷間ダイス鋼です。 SKD11でよく発生する焼入れ後の使用時の割れ、ヒビ等の予防には2倍の靭性を持っていますので最適かもしれません。 但し、初期の開発段階より長い年月が経っておりますので、現在ではどうかと疑問視されます。 さて、当社では通常のイゲタロイSFKN12T3AZTN250Aで十分に切削できていました。残念ながら回転と送りはお教えできませんが、材料が硬いから送りを落とすなどの固定観念は捨てたほうがいいと思います。 当社ではDC53はSKD11の快削鋼であると思っています 焼入れをなさるならば、焼き戻しを2回、3回とやってみたり焼き戻し温度を100度程落としてみるとDC53のまた違った特性が見られて面白いです。 50*130*250のブロックの全長が1?焼入れで伸びたことが2度あります。 長くなってしまいましたが、他の方の意見も十分に聞いてみてください。