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ボールエンドで水平に近い面を削る際のクレーターの原因と対策
- 初心者の方がケミカルウッドの削り作業を行う際、ボールエンドミルを使用すると、水平に近い自由曲面にクレーターのような小さい窪みができることがあります。
- 特に軌跡が折れ曲がる箇所や折り返す箇所にこの現象がよく見られます。
- この現象の原因と対策について教えてください。
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こんにちわ 樹脂の加工はあまり経験がないので、参考になるか分かりませんが・・・。 ボールエンドミルの突出し長さ(L/D)が長いのではないでしょうか。 それが起因して、加工負荷により工具のたわみが発生し、折り返し点など 負荷が軽減(送りが減速)されるときにたわみが解消され、深く削れるといった現象が生じているのではないでしょうか。 工具の突出し長さは(干渉しない)最短に設定されてますか。 ツールの種類により干渉域がかなり違いますので、一度検討されてはいかがでしょうか。
その外に考えられる事。 >回転数6000,送り速度2000mm/m 回転は高すぎませんか?エアーなどしないと「樹脂」ですから 溶けます。 送りも機械は大丈夫ですか? ケミカルウッドなどは刃物が折れないので条件を上げがちですが 大丈夫でしょうか。 「水平面に沢山」できるということですが NCデータは大丈夫ですか、送りも早いのですが制御機は 追いついてますか。 また、Z軸や主軸の遊びはありませんか。 条件を変えながら絞り込んで見てください。
お礼
ありがとうございます.切削中はエアはしているので溶けることはないです.(深夜運転中にチャックがこすって溶けたことはありましたが...).NCデータは気になるところはチェックしたんですがそれらしきところは見つかっておりません.今後もいろいろ試してみますのでまたご指導ください.
直接の原因がわかりませんが参考までに ケミカルウッドは、木を細かく粉砕して 樹脂で固めた材料です 寸法精度、面のあらさを金属と同じように表現できるよう 開発された材料です 私が使っていたときにはそのようなくぼみは出来ませんでした 切削条件を検討してみては如何でしょうか 粘り強さにかけるからです また加工のときアップカットで加工すると解消する気が します。
お礼
ありがとうございます.切削条件ですが,みなさんはどのような条件で切削されているのでしょう.当方はたとえば6Rのボールエンドで仕上るときは,回転数6000,送り速度2000mm/m,サイドステップ0.8mm程度でしていますが,どの方向へ検討していくのが近道なんでしょうか?
恐らくNCの象限切替え(Xが+→-に変化するとか)によ発生する段差であると思われます。 一度エンドミルで円弧切削してみて、その円の真円度を測ってみて下さい。4つの凹凸が現れたら間違い無く象限切替えが原因です。"無数に"という所に疑問は残りますが。 お金があればNCを更新・改造できるんですが…
お礼
ありがとうございます.一度確認してみます.
お礼
ありがとうございます.試しにZ値が変わらないまったくの平面を加工させてみたんですが折り返し点,曲り角等きれいにできています.加工の形状,前加工の残り代等で工具への負荷がいろいろ変化してたわんで戻ることを繰り返すのかもしれませんね.