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スロアーウェードリルの穴径ばらつき
- スロアーウェーチップ付きドリルを使用して、2枚の25mm鋼材を連続して穴あけしています。
- 加工の途中で突然下の穴が大きくなる現象が発生しています。
- 原因が分からず困っています。今までに何度か発生していますが、必ず下のワークで発生しています。
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恐らく上の板を切削した時に切刃に付着した切粉が、下の板を切削する時の切刃になるためでしょう。何故隙間を設けているのか分かりませんが、どうしても必要なら、上の板を抜いた後、ドリルを少し戻して(リップが上の板の穴に戻る程度)、下の板を切込んでいけば大丈夫でしょう。一度テストしてみて下さい。
私は,2枚重ね加工の場合は隙間をあけないで密着させていますが,5mmあけているのは理由があるのでしょうか?隙間をあけると,1枚目の穴あけが終了した時点で,必ずバリが出ます.このバリが素直に破断してくれたり,そのままくっ付いてくれていれば問題は出ないんですけど,バリの一部が1枚目に付いたままリボン状になって2枚目の穴に工具と共に食いついて行くと穴径が変化します.ポイントは,1枚目のバリの生成をどのようにコントロールするかだと思います.対策としては,1枚目を工具が抜ける手前から抜けた直後までの送り速度を変えてみたらいかがでしょう.サイクルタイムに問題がなければステップ送りを部分的に実施しても良いかと思います.送りを部分的に早くするか遅くするかは,材料と工具の関係があるので実験しないと何とも言えませんけど.
お礼
有り難う御座います 1枚目と2枚目に隙間が有るのは、溶接したワークで厚さ方向に フラットで無い為重ねると隙間になる。 1枚目の抜け際の切粉の処理、切粉の形状と考えています トライしてみます。
とりあえず考えられる原因ですが・・・ スローアウエイドリルについて、メーカーはどちらのモノをご使用でしょうか? 現状 京セラ、サンドビックの製品では無いかと思います。 各社従来からあるスローアウエイドリルについては「ドリル」という概念からは若干ちがって、あくまで 座繰り加工 の延長したもの というイメージが強いのが現状です。 先端がフラットで、穴貫通の瞬間にジンガサ(円盤状のきりくず)が発生して、重ね板加工に悪影響を与える可能性があります。 従来からあるスローアウエイドリルでは、重ね板加工は恐らく推奨範囲外ではないでしょうか? 仕様を今一度ご確認下さい。 さらに、対応策としては、先端に角度のついているスローアウエイドリルを使用する事で回避出来ると思います。 今は三菱まてりあるの NPXというタイプのドリルがそれにあたるので、調べてみてはいかがでしょうか?
お礼
有り難う御座います 使ったのはコロマントです 営業マンが今度の新しいタイプは円盤状の切粉が残らないとの事で使ってみた。 回転数・送りをメーカに聞いて変更したが、やはり残る。 以前、三菱、京セラ、東芝?、も使っていたが残っていた 紹介の三菱マテリアルのNPXタイプを調べてみます
まず、切粉の排出はどうですか? 切粉がつまり、ブレている可能性があるのでは?
お礼
有り難う御座います 孔が抜ける、最後の所で円盤状の切粉が下に落ちて、 次の孔明けの時に悪さしているのかとも考えています
お礼
有り難う御座います。 2枚目の孔明けの入り口の切り込みをトライしてみます