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中心のずれとは?NC旋盤での穴あけ加工における問題
- 中心のずれが生じるNC旋盤での穴あけ加工について悩んでいます。
- 裏穴径1.4がずれているようで、原因としてバックチャックかドリルをくわえるチャックが問題かもしれません。
- 他のNC旋盤では同じ条件で正確な加工ができているため、手段があれば解決方法を教えていただきたいです。
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バラツキが多く、プログラムによる補正では対処できないとの事ですが、そうすると私の経験から申し上げて、背面チャックのコレットの片磨耗によるワークのへん芯の可能性を指摘したい処ですが、実際かなり使い込まないとその様な症状は発生しないでしょう。 背面コレットの内側は超硬がロー付けしてあるタイプですよね。? もしそうでなければ疑わざる得ませんが。 私も実際、工程順・加工条件・ツーリングの段階から考慮していることですが、背面主軸でワークをつかみに行く時、直ぐ前に加工したワークの切削粉が残る可能性の有無または、そうならないために適切なノックアウトピンの選定がなされているかです。 特に正面・背面主軸の加工を通じて貫通穴となる場合は、注意が必要です。 このケースも貫通穴ですからノックアウトピンのエアー噴出し部の形状を確認してみてください。 恐らく真中にエアブローの穴が開いている様では疑わしいでしょう。 中心には開けずあえて、斜め前に吹きだす形状が理想的なのでは。 まずは数十個加工後、背面主軸コレットをはずして切削粉が内部に目立つ様なら疑ってみてください。
ドリル加工は、ワーク回転でしょうか、それとも工具回転でしょうか. 旋盤でオーソドックスな、ワーク回転で穴をあけている場合、 穴が曲がっているのか、それとも、そもそも穴の心がズレてまっすぐあいているのか、 その辺りを何かしらの測定ではっきりできませんか? ドリルは、求心性がありますので、入り口側では回転の中心に入って行こうとします. ですが、心ズレがあると、その入り口がドリルのガイドとなって、穴が曲がります. ワーク回転の場合には、回転の中心からズレた位置に穴がまっすぐあくというのは、まずありません. ワーク回転であれ工具回転であれ、中心がズレて穴がまっすぐあいている場合には、 回転中心が、ワークの本来の中心からズレている事になります. こと、ワーク回転の場合には、 チャックが偏磨耗しているかも知れませんので、 もし生爪なら、一度爪の内径を削り直してみて下さい. あるいは、チャックそのものが心ズレしている可能性もありますが、 爪を削り直せば、表面的にはそれも解消できます. 機械の根本部分の心を除けば、「心出しはメーカーでしてあるから、OK」という考え方はそもそもがNGでしょう. 工作精度を維持するには、日常的にアクセスできる領域に関しては、 心が出ているかを定期的に確認・調整する必要があります. ドリルやチャックの心なんかは、モノを交換したり、機械をぶつけたりという事で意外と簡単にズレます. そういう調整は、日常的な保守・管理の対象で、機械ユーザーの業務の範囲内です. チャックにピクテストを取り付けて、ピクテストのプローブを 例えば、ドリルのシャンクやドリルの代わりに取り付けたピンゲージなどに当てれば、ドリルの心ズレが見れますし、 ホルダの取り付け穴に当てれば、刃物台の心ズレが見れます. 逆に、刃物台側にピクテストを固定し、プローブをワーク外径に当てれば、 チャックなどワーク側の心ズレが見れるハズです. ドリルのX軸方向に関しては、NCのツールオフセットで調整できますし、 Y軸の無い機械では、Y軸方向は、クランプスクリューの締め方で調整したり、ハンマーで叩いて出す必要があったりもします.
お礼
たくさんのアドバイスありがとうございます。
オフセットは変更できないとの事ですが、プログラムの変更はできませんか。 もしLANを使いDNC(サーバ等を使った郡制御で、ガンジガラメ)になっていなければ、遭えて穴あけ加工サイクルを捨てた上でG50 U ○○をその工程の頭とお尻に(必ずどちらも同じ数値で、プラスマイナスの符号が逆になってキャンセルできるように)書き加えれば可能かと思います。 またもっと簡単なのは、X 0で加工せず、ズレが0になる座標にXを移動した上で補正する方法もあるのでは。 流石にY軸方向のズレは補正しかねますが、X軸に限れば可能かと。 しかし、派遣と言う立場でそこ迄心遣いされているのには関心しました。 私の勤務先で退職していった後輩等は、座標のミクロン代の誤差でプログラムが動かない事を理由に、ノーズR補正のG41/G42を全て削除した上知らん顔。 現実に負けずに頑張ってください。
お礼
遅くなりました。 回答ありがとう ございます。 プログラムはやるたいですが?ばらつきがあるので、不可能です
同じ様な症状?経験しました。 私の場合メインで削った外径とサブで明けた穴との同軸が出なくていろいろと試しましたが一発解決した方法が有ります。ワンサイクルでチャックが加工原点に戻りチャックする間にスピンドルを回した状態で加工してました。で、スピンドルを止めてチャックする様にしたらピタッと治りましたよ!簡単にできる事なので試してみては? 穴径が小さいのでNC旋盤は主軸移動型のピーターマン(ブッシュはロータリー)として追記します。 一つのプログラムを実行するのに メインチャック閉じ→加工→製品切り落とし→メインチャック開き→加工原点に戻る の繰り返しになるでしょ! メインチャックを開いて(M11)主軸を止める(M5)加工原点に戻る、メインチャックを閉じる(M10)、で主軸を回せば加工出来るのでは?これでも参考にならなかったらゴメンナサイ。
お礼
意味がよくわかなくて、よかったら、もう少し詳しく 教えてください。 スピンドルをとめたら、加工ができないと思うのですが? それに、止めたら、部品が切り落としができないとおもいますが? (サブスピンドルにくわえることができないと思いますが?)「 よかったら、おねがいします。
どのような機械か不明なのでできるかわからないですが、バックチャックとドリルチャックを180°回転させて付け直してみては如何でしょうか? 運がよければ加工できるようになる場合があります。
お礼
回答ありがとう( ゚∀゚)ノ やったが、出ませんでした>(T.T )( T.T)オロオロ
こんにちは。 使用年数によって設備も痛みますから、製品の精度に応じて旋盤を使い分ける事も必要かと思います。派遣の方との事でなかなか言い出せない事もあるかと思いますが、担当機械の状態を上司に相談して他のNCで加工して頂いくのもひとつです。
お礼
回答ありがとうございます。
ドリルが入る時に手で触ると芯が外れていると振動すると思うのですが どんな感じでしょうか? 当方で使用している主軸移動型NC旋盤ですが長年の衝突事故により X0で中心にしたはずがだいぶずれます・・・・ 先日もぶつけました(苦笑) というわけで中心に穴を開ける場合オフセットで調整してます。 メーカーで中心が出ていても何らかの原因でずれる可能性はあると 思います。過信せずに調べてみてはいかがでしょうか 以前深さにオフセットかけたつもりが径方向にかけてしまうという 凡ミスがありました。 一応基本的なところで 変なところに切り屑が入り込んでたりしませんか 「んなまさか!」というとこに入ってたりすると振れますし 切削油を最小限に調整してドリルの挙動を慎重に観察するしかなさそうですね
お礼
k回答 ありがとうございます。 オフセットはいじれない(指示のため) またまた、回答ありがとうございます、 加工してる、ところを観察したいと思います。
新しいチャックに交換する事、ですね。 投資しなさいな。 良い製品は、良い道具からです。 それでは、今のままで、加工するしかないな。 おしゃかの山でも作れば、会社も気が付くでしょ。 提案を聞いてくれない会社なんて、止めた方が良い。 他の会社を、紹介して貰えば? うちに、来る? 埼玉だけど。
お礼
回答ありがとうございます、 派遣なので、無理です。言っても買ってくれない。 またまた、回答ありがという
お礼
詳細の説明はありがとう! エアー穴は、ないです。 やはりチャックか切粉の原因かも知れません。 確認した限りはよさそうです。 ありがとう