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東京23区東部と西部の所得格差が発生する理由

23区内で引っ越しを検討していて、自治体のことを調べていると、東京23区東部と西部で所得格差が顕著にあるように思います。 なぜこのように所得格差が発生するのかを教えてください。

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回答No.4

>東京23区東部と西部で所得格差が顕著にあるように思います。 具体的な統計数値は見ていませんが、ご指摘のように西部地区の方が高額納税者が東部地区よりも多くお住いになれているのが実態かと思います。 いわゆる敷地の広いお屋敷が集結している麻布、高輪、田園調布、成城学園前などの街が西部地区にあります。 このような地区には株や債権などからの多額の配当金を得られておられる方が沢山お住いです。 このような方々は株や債権の市場価格の上下を期待しているのではなく個人の大株主として所有されています。 しかしながら多額の遺産相続に耐えかねて遺族がこれ等の広い敷地を切り売りするようになってきています。 下手をすると現在高級住宅街とされている地区も気が付いたら何の変哲もない住宅街になる可能性が高くなってきています。 これに対して東部地区は江戸時代から町人の街として発達しました。 江戸の町人は大阪とは違い物作りに携わる職人が大半を占めていました。 明治以降も家内工業として引継がれいわば物作りの街でした。 作業所と住居が一体となった家屋が多く庭などは無駄なスペースです。 いわば家屋の密集した中小企業の集結地です。 中小企業の場合は家族を取締役などに任命して給与や手当、配当などを支払っているのが常態です。 家族一人一人の所得額が低くても高額な所得税を支払って家族全員を養っている西部地域の人と比較した場合家族総和では必ずしも東部地区の方が所得が少ないとは言い切れません。 さらに中小企業は規模が小さくなればなるほど所有と経営の分離が曖昧になってきています。 家族が消費したり使用する目的で購入した品物の代金を会社の経費として計上するということも屡々起きています。 結果として企業が支払う所得税などの算出基準になる利益が圧縮されます。 つまり統計上の数値だけでは単純に比較できませんのでご注意下さい。 東部地区や西部地区に対する印象は今後は変わってくるかと思います。 質問者さんが所得が低いのではないかと指摘された東部地域、特に東京湾の沿岸地帯には最近億ションと揶揄される高層マンションがぞくぞくと建設されています。 昭和の高度成長期に近隣の市町村にご自宅を建てられていた高齢者のなかで経済的に余裕のある方々が郊外のご自宅を処分されたり賃貸したりして続々とこの高層マンションへ移り住んできています。 高層マンションのなかには高齢な住人を対象とした医療施設やフィットネスクラブなどを設けているものもあります。 後継者難で廃業した中小企業の跡地にケア付き高齢者住宅とかサ高住宅と呼ばれる介護施設やサービスが設けられたマンションが建てられるようになってきています。 郊外の戸建て住宅では何をするにも車が必需品ですが地下鉄網が発達した都内では不要です。 むしろ目的地に駐車スペースが無く車をもてあましてしまいます。 都内には大学付属の大病院も多くそこへ楽に通医できます。 東部地域は中小企業が集結していた結果広い売り場面積を必用とするスーパーやショッピングセンターが発達しませんでした。 昔からの商店街が健在です。 車などに頼らずに高齢者でも充分徒歩で通えます。 このような状況を考えますと近い将来東部と西部の所得格差は縮小していくものとおもいます。 お引っ越しをお考えのようですが都内は住環境よりも地区によって物価に開きがあります。 候補地が決まりましたら、必ず現地に行かれて物価を確認されることをお勧めします。

その他の回答 (4)

  • DCI4
  • ベストアンサー率29% (448/1540)
回答No.5

所得格差が発生するのかを教えてください。 ★回答 不動産価格に連動してるだけ  固定資産税が発生するわけ 資産のある奴はみな 投資をして 税金 所得の自己防衛をしてるからよ 経済格差の本質は以下であるから 投資をしてない奴は所得はたいして増えないのが資本主義経済の本質 https://okwave.jp/qa/q8859759.html

  • nagata2017
  • ベストアンサー率33% (6878/20342)
回答No.3

鶏が先か卵が先か という命題に似ています。 少し小さい範囲で見ると 鉄道と駅の関係で観察すると まず駅のどちらかに(仮に東側としておきます) まず人が住み始め それにつれて商店もできていきます。 しばらくすると東側は飽和状態になり 西側に新しい住民が住み着きます。 それに合わせて店舗もできていくのは東と同じ。 ただし 年数が経過しているので 東側は高齢者と老朽化して住宅と店舗が立ち並ぶ地域になります。 それに対して西側は 若い人が多く 新しい店舗が多く設備も良く 買い物は西側で ということになって 東側は斜陽になっていきます。 そして これがさらに年月が経過すると 老朽化した東側は再開発と称して 駅前はみんな立ち退きになり大きなビルができて というように逆転していきます。 というような人の営みが繰り返していくのです。 東京全体で見ても そういうことは起きています。 東側の元埋め立て地の現在の様子は 高層の億ションと呼ばれる建物が立ち並び 巨大なショッピングモールもたくさん ビッグサイトでは 3日で50万人も訪れる巨大なイベントも開催されています。 築地市場ももうすぐ移転してきます。 山の手から湾岸エリアへと 所得格差が逆転し始めているところでしょうか。

回答No.2

もともとが、下町と山の手で分かれていたのが、最近の2極化でより先鋭化された。 物価も違いますよ、世田谷や杉並、田園調布などはお屋敷と言われるような住宅が多くありますしね。 引っ越しする場合、どうしても所得がそれほど多くなければ、多少犯罪発生率が高かろうと、物価が安い東部を選ぶようになりますよ。(家賃を筆頭に、物価がかなり違いますから。) ビートたけし(北野武)さんだって、足立区出身でありながら、現在は23区西部に居住です。所得が増え資産ができると、住環境が良い西部に移るのです。

  • tzd78886
  • ベストアンサー率15% (2590/17104)
回答No.1

一般的に言われるのは、いわゆる山手に比べて下町は住環境として劣っているからです。今はそれほど多く無くなりましたが、いわゆるゼロメートル地帯が多く、大雨が降ればいつ冠水するか分からず、工場なども多くて高所得者が多かった山手とは住む人も違っていました。

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