介護従事者のお気持ち
私は求職中で、経験職種を含めある程度広めて探しています。その中でハローワークに相談するたびに職員に
「介護関係のお仕事はどうですかねぇ・・・」「介護関係は人手不足なので、そちらの方が採用されやすいかも・・・」
と安易に言われます。
私自身、介護・福祉に関して、浅くても関心はあります。しかし関心する事と仕事をすることでは全く違いますし、特に他の職種とは異なり介護・福祉は関心する程度では仕事はできないと私は思います。
介護現場の現状は、職員の人手不足、低賃金、過酷な労働時間など環境的に悪く、離職率も高いといわれています。ならば人手不足解消、賃金アップなど改善すれば、それでいいかと思っても、そうでもないと思われます。ネックとなるのは「人」を相手にすることです。この介護のカテゴリーにある質問・回答を見ても、厳しい意見回答が多いですね。介護は「人の命を預かっている」ということ。命を守る助ける医師と同じようなものです。
ハローワークの職員は、安易に介護の仕事を勧めますが、実際求人も多くないし、あったとしても実務経験者や資格取得者に限られています。それにハローワークに行っているのは、早く仕事に就きたいという目的。時間をかけて資格を取得するわけにもいかない。国も介護に関する職業訓練を設けるよう急務していますが、求職者に対して、仕方ないからという理由でハローワークなどがまるで押しつけるように勧めるのはいかがなものかと思います。
先日、新聞紙上で、酒井法子被告が介護の仕事がしたいために大学へ入学したことを含めて、ある介護従事者の方の意見としてもあったのですが、「自分の親の介護経験をしたことあるので・・・」といったような志望理由で面接に訪れる人もいますが、親と他人では介護する上では異なるし容易いことではないと、介護を安易に考えないでほしいと、その投稿者は言及されておりました。
介護・福祉の仕事は、容易に勧めたり勧められてするものではない。自分の意思があっても、生半可な考えではちょっと。。。
介護従事者にとって、正直いい環境とは言えない中で働かれていると思います。でもそれでも働かれている方々は、どのような志望理由や思いで、その現場に従事しているのでしょうか。そして介護に関する問題点・課題点は多いと思いますが、今、重点として置かれているポイントは何でしょうか?
現場の方々の声を、国やハローワークはもっと理解すべきです。
人の命を預かっているということを私たちは認識しなければならないですね。
お礼
そうですね。