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介護業界について
介護業界はどうしてイメージが悪いですか? 介護業界はずっと人手不足なんでしょうか? 介護業界は何故給与が安いのでしょうか? 介護業界について本当のことを言うと、どうして 講師は怒るのでしょうか?
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No.1さんの回答を読み、なるほど「補助金目当てで効率化しようとしない」という面もあるのかなと思いましたが、私はあえてもっと表面的で否定的な部分を書きます。 まず、比較的誰でもできる単純労働であるという点です。制限はほとんどなく中卒でも外国人でもなれます。政府は人手不足を補うために外国人・主にフィリピン人の受け入れを始めました。今はまだ数百人程度らしいですが、今後は数千人・数万人と増やしていくのだと思います。そして日本人にも外国人にも同じ賃金を支払わなければなりません。どうせ今後は外国人にやらせていく仕事なのだから、給与を上げたくないという思いがあるのかもしれません。 また、需要が多く人手が足りないのだったら、本来の自由主義経済の国であれば、料金を上げてバランスをとります。しかし日本は社会主義的な性格が強い国なので、介護報酬は法律で定められています。これに違反すれば補助金がもらえませんので国の定めた料金を守らざるを得ません。 さらに介護職の低賃金が問題視される中、自民党はこの介護報酬を2015年に、上げるどころか逆に引き下げを行いました。国の赤字を減らすため社会保障に使う金を減らしたいからです。 ・単純労働であり、比較的誰でもできる ・国は外国人を増やしていこうとしている ・国の規制でサービス料金を上げることができない ・国は社会保障費削減のため、介護報酬をもっと下げたいと思っている このあたりが原因ではないかと思います。
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- hue2011
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どうしても否定的なことは言えないので、構造的な話をするにとどめます。 補助金とか支援金が国からでてくる業種は自然に腐っていくのです。 営利団体の場合は極力損をなくし利益がでるように知恵を絞り努力する方向性を模索します。そのときに言う言葉が「ボランティアではないから」です。 それが福祉系の場合逆転するのです。 なまじに工夫して効率的にしてしまうと、ああうまくやれるんだと判断し支援金等が減額されると大変だから、知恵を絞らない、無駄に工数がかかる、ということをしたくなるわけです。 1回で済むようなことをするのに、手間を増やして何倍かの工数がかかることにすると、その分申請するとお金になるわけですから。 そうすると、実際に手を動かしている人間たちからいうと、わけのわからない複雑な作業がたくさん増やされているのに満足感の得られる結果が得られないという現場に立つことになります。それが働きやすいか、充実した職場か、という視点で考えたら、居つきがわるくなるのは当たり前です。 要するに補助金目当ての商売というのは、それを増やすことが努力の対象になり、無駄を減らしたり本来の目的のためにどう考えるかなんていうことを排除してしまうわけです。 努力したものをうかつに昇給させたりすると、うまくいっているんだと判断され、補助金が減る方向に向かう危険があります。だったら、低賃金を保持し、皆がしんどい辛いと苦情を言ったうえ人材不足でいるのが一番政府の哀れみを買うだろうと考えるのが当然です。 こういう、本質的なことを棚上げにしておかしいということを論じようとすると、資金は減る運営者からは恨まれる上、どうあったとしても社会に必要だという大義名分で封殺されますので、誰も語りたがらないし、問題点を上げようとすることを嫌うのです。